梅雨入り前の撮影行
2010..6.13 01h35m31s EOS 5D MarkⅡ/TAMRON SP AF28-75 F2.8 XR Di(A09)/28mm/F3.2/GN-170/180s/ISO800(※トリミングあり)
まもなく梅雨入り。
その前に話題のマックノート彗星を写そうと、雲間から星がポツポツとしか見えない中、出かけた。
一時期に比べると、アクティブ度が上昇中
撮影地に着いても、天頂付近にかろうじて星が見えるのみ。
北極星付近が一時的に雲が切れたのを見計らって極軸をセットし、そのまま待機した。
最近、市内で熊の目撃情報が頻繁に聞かれていることもあり、ちょっとした物音にも敏感になる。
しばらくすると夏の大三角形あたりの透明度があがってきた。
しかし、周辺の感じからいつ雲に覆われるかという雰囲気だったので、3分露出、ISO800で決定。
これで写したワンショット。流れ星もおまけで写り込んでくれた。
ところが、本来の目的である北東の地平線付近が一向に晴れない。
ペルセウス座にある彗星の位置は概ね頭の中に入れていったが、双眼鏡を忘れてしまったので、眼視でも確認できず。
目で見えなくても写真なら写るかもと、何コマか写してみた。いまほどチェックしたが、どうもその気配なし
明日からの週間予報は最悪。たぶん梅雨入り宣言。週末がお天気に恵まれる確率は低い。
こうなったら、たとえ平日でも、少し早起きする気持ちで何とか狙ってみたいもの。
余談だが、ワケあって5D MarkⅡはノーマルに戻し、代わりにKiss X4を改造することにした。
やはり赤い散光星雲を写せる環境は、常に整えておきたいから。
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コメント
梅雨入りしちゃいましたねぇ
今週に入ってずっと雨続きです
熊出るんですか・・・恐ろしい
熊除けの鈴か、ラジオでも鳴らしながら撮影しないと落ち着いていられませんね(汗
やはり、双眼鏡は有った方が探しやすいですか?
いつも目的の星の導入までに時間がかかり、苦労しています
投稿: janus | 2010年6月15日 (火) 14時12分
仲間何人かで星見しているときは、気分的にはまだ楽なのですが、
撮影時は一人で出かけることが多く、
そんなときには、万一のことを考えて車から一定の距離以上、離れないようにしています。
精神衛生上、良くないですよね。
双眼鏡は小型のものでいいので、ひとつあると重宝します。
肉眼とはぜんぜん世界が変わります。
撮影はタイマー機能を備えたiPTというパーツを使っていますので、
一度撮影をスタートさせると、あとはお任せです。
そうすると手が空き、そんなときのスターウォッチング時にも双眼鏡は力を発揮してくれます。
投稿: 星のおじさん | 2010年6月16日 (水) 05時54分