TOAST-Proの足回り(その2)
以前、TOAST-Proの足回りをポルタ用三脚を使って考えてみたという記事を掲載した。
これにマンフロット410の二軸改造ヘッドを組み合わせてベース部分を構築するわけだが、
やはり望遠系レンズを使う時には、何となく心許ない気がしていた。
先日、TOAST-Proのホームページを見ていた時、レベリングベースというパーツがある
ことを知った。パノラマ写真などを撮影する際に使用するものだ。
中でも評判の良いマンフロット338を入手して組み合わせてみた。
こんな感じになる。
TOAST-Proのホームページで懸案?と指摘されていた水平方向の微動も、
ポルタ用三脚と組み合わせると解消する。
水平方向の微動については、アイベルさんの『簡易赤緯ユニット』というパーツでも、
同じ効果を得ることはできる。
レベリングベースの可動範囲は±5度程度だが、TOAST-Pro自体が35度の傾きを
持っているので、自宅を含む本州あたりで使う分には問題ない。
これにTOAST-Proを載せてみた。
結構、イイ感じだ。
ただ、ホームページでも指摘があったように、傾きを調整するリングがハンパなく固い。
裏を返せばそれだけ剛性が高い証でもあるわけだが、暗闇でできるだけスムーズに
極軸をセッティングして撮影に移行しようとしたとき、精神衛生的にどうかと思ってしまう。
ただでさえ気の短い私は、イライラしてしまうのが目に見えている。
対策として潤滑剤をネジの部分に塗布するのは、うまくないのかな~ぁ・・・。
どなたか高度&水平微動の良い仕組みを実践されている方がいらっしゃったら、
ご教示願えないだろうか。
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