タカハシから新型小型赤道儀登場
その名も「PM-1」。
一見して、いかにもタカハシらしい、しっかりとした角々とした作り。
名機と言われた「P-2」型の後継機という位置づけなのだろうか。
タカハシのホームページなどで確認すると、
パーツを導入することで、ベースはドイツ式だが、フォーク型や経緯台にも展開するようだ。
こういった小型赤道儀が登場する背景には、
趣味の底辺を拡大するためには、お気楽な星見スタイルを求める人への対応を図る必要があるのと同時に、
マニアの海外遠征時の需要などにも応えていくことなどがあるのだろう。
2年前の上海日食後、たまたま時期を同じくして、
天体写真撮影の分野で独自にオリジナル製品を開発・制作している方お二人から、
ポータブル赤道儀を開発中であるとの情報をいただいた。
お二人とも来年11月のオーストラリア・ケアンズ日食をターゲットとお考えのようだった。
その後の進捗状況をお尋ねする機会はないが、
たぶん着々と進んでいることと思う。
オリジナリティにあふれた、メーカー品にはない一工夫を期待したいもの。
そういえばビクセンのGP2ガイドパックも、今年に入って新型が登場した。
そんなこんなで、物欲を刺激する製品の登場は大歓迎なのだが、
いかんせん価格が
PM-1にメタル三脚Sを組み合わせると、30万円弱もしてしまう。
需要と供給のバランスから、致し方ないとは思うのだが。
(※PM-1赤道儀の写真はタカハシのサイトからお借りした)
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