比較明合成を初体験
2011.10.29 01h37m26sから30秒露出(インターバル1秒)18コマをSiriusCompにて比較明合成
EOS5D MarkII(SEO-SP3改)+Samyang 35mm F1.4(F2.8) ISO400
(※流星は01h41m33sから30秒露出のコマに記録)
話に聞いていた比較明合成というのをいつかはやってみたいと思っていたが、
なかなかその機会がなかった。
しかし昨夜(というか本日未明)、Samyang35mmが無事にデビューしたこともあり、
また、夜空も時間とともに透明度を増し、隣家の明かりもようやく消えたので、トライしてみることにした。
固定撮影は天体写真の基本中の基本だが、最近はとんとご無沙汰。
カメラを縦構図にするとレンズの重さもあって、なかなか固定が難しい。
昔のカメラ&レンズはカメラ側に重量があり、レンズ側は結構軽量だった。
iPT製作所のLED版イプトを使って、露出時間、インターバル時間、撮影枚数をセットして撮影開始。
撮影枚数は60コマ。
開始後、しばらくの間、動作を見守る。
順調だったので寒さから逃れるため、ベランダから部屋へ一時待避。
この間に流星が写野に飛び込んで、構図にワンポイントを添えてくれた。
流星が撮影されたコマ(撮影時刻:01h41m33s~01h42m03s)
途中でふと思い立ち、撮影を中断。
ISOを800に再設定して撮影を再開した。
こんどは60コマを撮りきって完成した写真がこれ。
30年くらい前に撮影した写真と、そう遜色はない仕上がりに大満足。
ふるさとの星空、まだまだ健在である。(自宅ベランダにて)
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