キヤノンのボディにニコンのレンズを組み合わせた日周運動写真
2011.11.23 22h01m30s(exp.30s×99,int.1s)
EOS5D MarkII(SEO-SP3改)+AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED(14mm.F2.8+※)+ISO400
SiriusCompにて比較明合成処理
アナログ時代のズームレンズはF値が暗く、天体写真には不向きと言われていた。
しかしデジタル時代になり、その概念は一変。
大口径(つまりF値が明るい)かつ高性能なレンズが、次々と市場に出てきたのだ。
天体写真向けのカメラボディはキヤノン製の評判が高いが、レンズはニコン製も捨てがたいものがあるらしい。
中でもAF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G EDはレンズの評価サイトでも、抜群の評価を得ていた。
さっそく目を付けたマニアの方がEOS-NIKONアダプタを使って、
キヤノンのボディにこのニコンのズームレンズの組み合わせを提唱された。
そしてその記事を目にした私も、ちゃっかりとそれに乗っかった。
ただニコンのGタイプレンズは絞りがなく、アダプタに付いているリングで絞りを手動調整しなければならない。
今回の撮影データに※印を付けたのは、F2.8から若干絞ったため。
まあ、感覚的にはF3.4かF4といった絞り具合^^;
我が家のベランダからの視界では、14mmはちょっとキツイ。
レンズをどの方向に振っても、木か近所の家の屋根が写り込んでしまう。
反面、その木や家の屋根が、ベランダに届く周囲の光害を適切にカットしてくれている。
それにしても、超広角で日周運動を撮影すると、星の軌跡が少し面白い感じに描かれる。
今回の撮影では北極星付近に雲が発生してしまったが、
また次の快晴の機会に狙い直してみたい。
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