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2012年3月

2012年3月31日 (土)

夕景画像を再処理

Img_1392_2

時間ができたので、先日掲載した『西空の夕景』を再処理。
露光量を調整して、さらに天体名を表示する文字を入れてみた。
近傍にあったM45も認められるようになった。

月は露出オーバーだが、金星と木星は見た目に近くなった気がする。
この情景をポジフィルムで撮影すると、どんな感じになっただろうかと、ふと思った。

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2012年3月29日 (木)

月齢6.8

Img_1417
2012.03.29 18h53m08s(exp.1/30s,ISO100)
FC-100+EXTENDER EF1.4×III+EOS KissX4+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)
FL=1120mm,F=11.2

春本番のような一日。
最高気温は10度を超えた。
昼休みの恒例ウォーキングも心地よい。

このまま晴れ間が続けば、帰宅後は月の撮影だなと目論んだが、
夕刻から薄雲が広がってしまった。
カメラを取り付けてみたが、シーイングもイマイチ。
それでもせっかくなので何コマか撮影してみた。

今週末から来週にかけては、また雨模様が続くらしい。

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2012年3月27日 (火)

西空の夕景

Img_1364
2012.03.27 18h40m49s(Exp.1.6s)
EOS KissX4+EF24-105mmF4L(24mm,F4.5,ISO100)

昨夜から今朝にかけて20センチほどの積雪。
しかし、朝からはほぼ快晴に恵まれた。
GPV気象予報もバッチリだったので、カメラを抱えての出勤。
終業後はそのまま撮影ポイントへ直行。
ホントは昨日のサンドイッチ構図を撮影したかったけど、
まあ、贅沢は言うまい。撮影できたのでヨシということで。

Img_1374
2012.03.27 18h44m16s(Exp.2.5s)
EOS KissX4+EF24-105mmF4L(60mm,F4.5,ISO100)

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2012年3月24日 (土)

月と金星と木星と

0326_0327
(ステラナビゲーターVer.9で描画)

すでにご存じの方も多いと思うが、
来週初めの夕方の西空は、ちょっとばかり見応えがある。

このところ夕方は金星と木星の巨光が一段と目についているが、
来週初めには、これに月齢4~5の細い月が加わる。
図は3月26日(月)と27日(火)の19時の様子。
M45(プレアデス星団)も近傍にあることから、
レンズの焦点距離を選ぶと、面白い構図になるかもしれない。

どちらかといえば、26日のほうが月がサンドイッチされていて絵になるが、
当地では晴れ間は望めそうにない。
GPV気象予報の広域予報では、27日はひょっとしたら・・・という感じ。
冬型になると晴れる地方の皆さん、26日は夕方の西空に注目です。

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2012年3月20日 (火)

金環日食に向けて(その2)

0320_1

今日は石神井計器製作所のコンパスグラスと新潟精機のレベルメーター。
ともに、日食観測における赤道儀の極軸合わせでは必需の品。
この両品は2009年7月の上海日食に持参したもの。

長時間露出となる星野撮影とは違い、
太陽撮影の場合は何百分の1秒という露出となるため、
それほど極軸合わせは厳密でなくとも構わない。
観望のみならばなおさらである。

しかし、ポータブル赤道儀で撮影しようとすると、
赤緯駆動や微動(粗動)がない機種もあるので、
できるだけ正確に合わせておいたほうが、イザ!その時になっても、
バタバタすることが少なくて済む。

事前にロケハンができる観測・観望場所ならば慌てないだろうが、
今回の金環日食は比較的朝早い時間帯のため、
当日移動となると、かなり時間的、精神的な制約がでてくる。

高度のセッティングは赤道儀に目盛りが付いているものもあるが、
方位は磁石類を使わなければならない。
そんな時に重宝するのが、コンパスグラス。

0320_2

見口から覗くと、こんなスケールが見えるので、
バックの景色と合わせて、方位を知ることができる。
これでN(0度)に合わせればいいわけだが、偏角の調整が必要。
日本では磁石が指す北は、実際の北よりも5度から10度ほど西寄りを指す。
したがって、その地の偏角を調べて、その角度分、東へずらしたところが、本当の真北になる。

などど書き連ねてきたが、
暗いうちに出発して現地入りし、北極星を使って極軸合わせするのが、
いちばん良さそうな気がしてきた^^;

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2012年3月18日 (日)

金環日食に向けて(その1)

ブログ記事をご覧いただいた方から、機材関係のご質問をいただいた。
これから金環日食に向けて、またいろいろな思いを巡らせることになると思うので、
私見的回答も含め備忘録として書き連ねてみたい。

まずは鏡筒とカメラ。
鏡筒はほぼペンタックス75SDHFで決まり。
ただ焦点距離が500mmとやや短いので、
これにキヤノンのEF2×エクステンダーを組み合わせて1000mmとし、
さらにAPS-CサイズのKissX4を使用する。
これで35mm判換算で1600mmの画角となる。
太陽や月は35mm判(36mm×24mm)換算で、焦点距離の約1/100に写る。
ということは1600mmの1/100=16mmでは短辺の2/3ほどの大きさとなる。

1

これがノートリミングのショット。
太陽像全体で欠けていく様子を捉えるならば、十分だと思う。

拡大レンズについて、私は使う予定はない。
ただし、当日、太陽面に大きな黒点などが出ていた場合は、
ひょっとすると拡大レンズを機材箱に忍ばせていくかもしれない。

フィルターはサウザンド・オークス・オプティカル社製「金属メッキ」ガラスフィルター
(D5相当・国際光器扱い)を使用。

架台はEM-2(K-ASTEC製AGS-1L改)を使用する予定。
当地は90%強の欠け具合。
車で1時間ほど南下すれば、金環日食の北限ラインに到達できる。
せっかくならばベイリービーズを写してみたいという欲張りな思いもある。

ご質問いただいた方はスカイメモの使用を予定されているとのこと。
鏡筒の載せ方はわからないが、
【75SDHF+鏡筒バンド+カメラ+エクステンダー+α=約3kg強】
くらいの重量は覚悟しなければならない。
スカイメモはドイツ型赤道儀なので、ウェイトが必要となる。
ホームページによると、搭載重量は片側が2.5kgとのこと。
若干の安全率を見ているとは思うが、ギリギリかもしれない。
うまくバランスをとることは必須だという気がする。

いずれにしても、早めに撮影システムを決定し、試写をオススメしたい。

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2012年3月11日 (日)

今日の太陽

Img_1348_2
2012.3.11 10h52m34s(exp.1/160s,ISO100)
75SDHF+EXTENDER EF2×III+EOS KissX4+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)+D5相当フィルター
FL=1000mm,F=13.3

予報どおり晴れた。
しかし寒気を伴った低気圧が接近しているので、たぶん一過性の晴れ。

さっそく昨日赤道儀をセットしたベランダで撮影。
やはり、都度セッティングをしなくていいのは、効率的。
ただ、明日の天気予報はまた大きな雪だるまマークなので、
赤道儀をそのままにするか、いったん片付けるのかが思案のしどころ。

1348_1353

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2012年3月10日 (土)

赤道儀セット完了です

Dsc00130

昨日からの降雪は、今朝方には数センチの積雪となった。
午後になり小雨模様となってきたので、赤道儀セッティングを強行。
気分だけは春の到来。

Dsc00132

そして、これがコスモ工房さんから製作していただいた延長筒。
とりあえずEM-200を載せてみたが、
専用の取り付けネジで、GN-170用にもなる。
もともとはGN-170用で製作を依頼したのだが、
コスモ工房さんがEM赤道儀用にも追加工してくださった。ありがたいこと。

さて、明日の天気予報は日中に太陽マークが見られる。
せっかく大きめな黒点が出現しているので、
何とかカメラに納めたいのだが、果たして顔を覗かせてくれるだろうか。

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2012年3月 4日 (日)

ピラー脚のお色直し

Dsc00116

そろそろピラー脚をセットしようと見ていたら、
長年の風雨に晒されてサビがあちこちに。
まあ、わかっていたが、これまでは見て見ぬふり^^;
でもこの際と思って、今朝は朝からピラー脚のペンキ塗り。
お色はライトグリーンをチョイスしてみた。

実は我が家のベランダは幅が狭く、屋根がすぐそばに迫っているので、
このままセッティングしたのでは極軸望遠鏡から北極星が望めない。
これまでは6センチ厚のブロックを三脚にかませて嵩上げしていた。
しかしどうにも不安定だし、精神衛生上も良くない。

ということで、コスモ工房さんに相談して、
ピラー脚本体の延長筒を製作していただくことに。
もう間もなく手元に届く予定になっている。
そしたら本格的にセッティングを開始しようと思っている。

ピラー脚のバックに見える雪の量もかなり少なくなってきた。
ベランダ観測所のオープンが待ち遠しい。

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2012年3月 2日 (金)

NEX-5Nによる月面

Dsc00111

75SDHFとNEX-5Nを組み合わせて撮影した月面。
オートHDRをONにしてみたのだが、効果がイマイチよくわからない^^;

ただひとつわかったのは、昨夜のような寒さで手がかじかんでいる中では、
ダイヤル類が非常に操作しづらいということ。

ピーキングレベルやMFアシストも使ってみた。
面白い機能だと思った。
ただ、個人的には機械的に合わせたのを確認するのではなく、
自分の目できっちり確かめたい性分なのかもしれない。

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2012年3月 1日 (木)

月齢8.5

Img_1276_3
2012.03.01 19h36m41s(exp.1/50s,ISO100)
FC-100+EXTENDER EF1.4×III+EOS KissX4+EM-2(K-ASTEC AGS-1L改)
FL=1120mm,F=11.2

ようやく月とご対面。
帰宅後、着替えもせずにスーツ姿のまま撮影態勢突入。
とにかく赤道儀も鏡筒もハンパなく冷たい。
サンダル履きで外へ出ていたら、次第につま先の感覚がなくなってきた。
気温は1度。
しかし、数字以上に体感的には冷えている感じがする。

とりあえずKissX4で撮影した写真を掲載したが、
75SDHF+NEX-5Nでも撮影したので、後で画像処理をしてみたい。
どんな風に写っているのか、楽しみだ。

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