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2012年9月

2012年9月30日 (日)

雲間に輝く夜明け前の星々

Img_2658

休日の朝。
いつものように早朝ウォーキングに出発。
見上げると曇天。

しばらくして、西空に傾いた満月直前の中秋の名月が雲間から顔を出す。
それが合図とばかりに、天頂付近から一気に雲が切れ始め、
冬の星座が次々と姿を現してきた。

ホントは1時間半ほどのウォーキングを予定していたのだが、
なぜか急に星空をカメラに収めたくなって自宅へと引き返した。

オリオン座をはさんで対峙する木星とシリウスの輝きが季節を感じさせた。

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2012年9月29日 (土)

北極星と天地明察

Img_0069

「天地明察」という映画が封切られた。
すでにご覧になった方もいらっしゃると思う。
予告を見て、私は映画ではなく原作を読んでみたいと思ってしまった。

ところで、天地明察のホームページでは、
「北極星を見つけよう!」というキャンペーンが11月末まで行われている。
何でも、北極星を見つけてその高さをこぶしのグーで測り、
その結果をサイトに登録するらしい。
登録すると「北極出地2012隊員任命状」が手に入り、
プレゼントにも応募できるとか。
ミーハーな私は、きっと応募してしまうに違いない^^;

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2012年9月28日 (金)

月齢12.4

Img_0640_2
2012.09.28 20h28m18s(exp.1/200s,ISO200)
FC-100+EXTENDER EF1.4×III+EOS60D+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)
FL=1120mm,F=11.2

明後日は中秋の名月だが、台風の接近もあってたぶん望めそうにない。
今夜は十三夜月と言うのだろうか?満月に次いで美しいとされる月。
雲一つない夜空にポッカリと浮かぶ月。
まだそれほど気温も下がっていないので、過ごしやすい。
お月見には格好の日和かもしれない。

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2012年9月26日 (水)

月齢10.4

Img_0589
2012.09.26 21h53m20s(exp.1/160s,ISO200)
FC-100+EXTENDER EF1.4×III+EOS60D+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)
FL=1120mm,F=11.2

昨夜に続いての月面撮影。
今日は薄雲の飛来が頻繁で、なかなかすっきりした空にならなかったが、
この時間帯になりようやく落ち着いた。
そのタイミングを狙っての撮影。
バタバタしているのは、いつものことである。

さて、今夜も日付が変わり月明かりの影響がなくなる頃には、
また降るような星空になるのだろうか。

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おうし座頭部付近

Img_0080
2012.09.26 02h34m34s(exp.301s,ISO800)
SEO-COOLED X2(LT)+EF40mm F2.8 STM (F2.8)+PRO1D プロソフトンA(W)+LPS-P2
EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)

昨夜、月面撮影をした時の夜空の感じから、
「夜半過ぎにはきれいな星空になるだろうな~」と思っていた。

午前2時過ぎに目覚めると、月明かりの影響もなく満天の星々。
気温は14度。
急いで撮影の準備をしている時に痛恨のミス。
あらかじめ無限遠に合わせておいたレンズのピントリングに触れてしまった。

仕方なく木星で合わせようと試みるが、寝ぼけ眼も手伝ってうまくいかない。
しかし折角準備したので、とりあえず撮影。
結果は・・・う~ん、イマイチだな^^;

構図は、おうし座の頭部付近。
M45(プレアデス星団)、Mel.25(ヒヤデス星団)、IC1499(カリフォルニア星雲)、
それに今シーズンの木星を1コマにまとめてみた。

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2012年9月25日 (火)

月齢9.4

Img_0543
2012.09.25 21h14m35s(exp.1/100s,ISO200)
FC-100+EXTENDER EF1.4×III+EOS60D+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)
FL=1120mm,F=11.2

久々に月を撮影する機会に恵まれた。
およそ2週間ぶり。
思い返せば、2週間前はまだ猛暑のまっただ中だった。
一気に季節が進んだ感がある。
雲のない夜空にポツンと浮かんだ月に、冷え冷えとしたものを感じた。

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2012年9月22日 (土)

小星座たち

Img_0071
2012.09.17 22h13m09s(exp.121s,ISO800)
SEO-COOLED X2(LT)+EF40mm F2.8 STM (F2.8)+PRO1D プロソフトンA(W)+LPS-P2
EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)

秋分の日。
このところ、一気に秋の気配が深まってきた。
つい数日前までの残暑が、まるでウソのよう。

写真は6月下旬に掲載した「いるか座・や座からアルタイル付近」にこうま座を加えたもの。
40mmレンズにうまく収まってくれた。
偶然写野を流れた流星がワンポイント(というほどの明るさでもないが)を添えてくれた。

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2012年9月19日 (水)

ケフェウス座

Img_0068
2012.09.17 21h54m48s(exp.301s,ISO800)
SEO-COOLED X2(LT)+EF40mm F2.8 STM (F2.8)+PRO1D プロソフトンA(W)+LPS-P2
EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)

秋の夜空に繰り広げられるエチオピア王家の物語。
ケフェウスは王様でありながらも、あまり目立たない存在。
星座も明るい星はなく、北極星の近くにひっそりと位置している。
深紅に輝くガーネットスターと散光星雲IC1396、そして変光星δ(デルタ)星が見どころ写しどころの星座。

久々に窓の外の雨音を聞きながらのブログアップ。

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2012年9月18日 (火)

ペルセウス座α星付近

Img_0013
2012.09.15 01h44m28s(exp.301s,ISO800)
SEO-COOLED X2(LT)+EF100mm F2.8L マクロ IS USM (F2.8)+LPS-P2
EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)

ややマニアックな被写体だが、
秋の星座であるペルセウス座のα星付近を狙った1コマ。
このあたりは名前の付いていない散開星団があると覚えていたが、
調べてみるとMel.20というナンバーが振られていた。

最近多用しているプロソフトンフィルターは使っていないのだが、
薄雲が通過したらしく、天然のソフトフィルターが被写体をうまく浮かび上がらせてくれた。

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2012年9月17日 (月)

ケフェウス座からとかげ座付近の天の川

Img_0072
2012.09.17 22h16m58s(exp.361s,ISO800)
SEO-COOLED X2(LT)+EF40mm F2.8 STM (F2.8)+PRO1D プロソフトンA(W)+LPS-P2
EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)

今夜は恐ろしく透明度が良い。
まだこんな時間帯なのに、夏から秋への天の川がはっきりと見えている。
ただ、雲の飛来が頻繁で、それを避けながらの撮影となった。

EF40mm F2.8 STMはフラットな描写をする良いレンズなのだが、
とにかくマニュアルフォーカスでは無限遠に合わせにくい。
今回は昼間のうちにオートフォーカスで無限遠にピントを合わせておいて、
それを動かさないようにして撮影してみた。

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オリオンの下半身

Img_0064
2012.09.17 03h49m57s(exp.180s×2コマ,ISO800)
SEO-COOLED X2(LT)+Sigma APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM (F2.8)+LPS-P2
EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)

薄明が始まり、我が家のベランダからようやくオリオン座が見えるようになる。
薄雲が次々と飛来する中、レンズを向けてみた。
オートガイドを設定している余裕がなかったので、露出を3分と切り詰めての撮影。
今年もまた、この被写体のシーズンがやってきた。

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2012年9月16日 (日)

カリフォルニア星雲

Img_0035
2012.09.16 02h26m28s(exp.421s×2コマ,ISO800)
SEO-COOLED X2(LT)+EF100mm F2.8L マクロ IS USM (F2.8)+LPS-P2
EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)

昨夜、日付が変わる少し前頃には雷雨。
久々にゆっくり眠れると思っていたが、午前2時過ぎに目覚めて見上げると
星がきれいに見えていた。
しかも雨が空気中のチリを洗い落としてくれたせいか、比較的透明度も良さそう。

ということで連日の撮影に興じたが、
やはり疲れがたまってきたのか、撮影中は眠くてたまらない。
いつもは撮影している間に次の構図を考えるのだが、
今日はそれすらおぼつかなかった。
おまけに、レンズを向けた写野をかなりの確率で飛行機が通過する。
ピント合わせもうまくできず、まともなコマがほとんどない状態だった。

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2012年9月15日 (土)

二重星団付近

Img_0009
2012.09.15 01h14m12s(exp.481s×2コマ,ISO800)
SEO-COOLED X2(LT)+EF100mm F2.8L マクロ IS USM (F2.8)+LPS-P2
EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)

三連休の初日(夜)。
途中で一時的に雲に覆われたものの、
14日の23時半過ぎから15日の4時過ぎまで撮影に興じる。
70mmマクロ、100mmマクロ、150mmマクロとマクロレンズの三連発。

ただ、前回の撮影時に比べて透明度がイマイチ。
また、連休前夜ということでいつまでも隣家の部屋の灯りが消えず、
良い撮影環境とは言えなかった。

撮影後はいつものように早朝ウォーキング。
しかし、ほとんど寝ていないせいか、脱力感とともに1時間ほどで帰宅。
いま、猛烈な睡魔に襲われているところ。

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2012年9月13日 (木)

ヒヤデス星団からプレアデス星団へ

Img_9995
2012.09.12 02h58m17s(exp.240s,ISO800)
SEO-COOLED X2(LT)+Sigma MACRO 70mm F2.8 EX DG (F2.8)+PRO1D プロソフトンA(W)+LPS-P2
EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)

昨日のカシオペヤ座と同じ撮影スタイルでの1コマ。
ヒヤデス星団(Mel25)からプレアデス星団(M45、すばる)付近を狙う。
改めてアルデバラン(おうし座α星)って赤いんだなと納得。

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2012年9月12日 (水)

カシオペヤ座

Img_9994
2012.09.12 02h51m30s(exp.300s,ISO800)
SEO-COOLED X2(LT)+Sigma MACRO 70mm F2.8 EX DG (F2.8)+PRO1D プロソフトンA(W)+LPS-P2
EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)

午前2時過ぎに目覚めて外を見ると薄雲があちこちに。
撮影はできないと諦めてベッドに入ったが、どうも晴れる気がして眠れない。

そうこうしているうちに時計は2時半を刻む。
これでダメだったら寝ようと思って再びベランダへ出ると、満天の星空。
よしっ!とばかりに準備を整えて撮影開始。

月齢25の月が昇っているハズだが、ほとんど影響はない。
短い時間だったが、久しぶりに星空を堪能した気分である。

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2012年9月 9日 (日)

オートガイドシステムの構築

Dsc00337

私の場合、もともと星野写真は広角から中望遠クラスのレンズを多用していたため、
極軸望遠鏡で極軸を合わせておけば、いわゆるノータッチガイドでこと足りていた。

ところがデジタル時代になり、より精度の高いガイドが求められ、
もう少し焦点の長いレンズも使ってみたいという欲がでてきたこともあって、
オートガイドシステムを構築することにした。

選択肢はいろいろとあったが、最終的に選んだのは、
K-ASTECさんが提唱する小型オートガイドシステム。

ペンシルボーグ+Lodestar+K-ASTECオリジナルパーツからなるハードに
PHD Guidingソフトを組み合わせたもの。

Dsc00341

とりわけK-ASTECさんが考案したLodestar一括ケーブル改造は大変使いやすい。
さらに私は、Lodestarの台座にBenro自由雲台B00を組み合わせた。
プレート直付けでも感度の良いLodestarはガイド星選択に事欠くことはないのだが、
自由雲台を組み合わせて汎用性が広がることを期待した。

以前、ST-4が全盛だった時代。
私も導入してみたのだが、何度やってもキャリブレーションエラー。
そのうちオートガイド熱も冷めてしまった。
今にして考えれば、赤道儀の赤緯体に問題があったのだと思う。
それもAGS-1X改造を行った際に不具合を解消していただいた。

このオートガイドシステムで撮影した写真がこれ。
もっとも焦点距離は100mmレンズなので、ノータッチガイドで撮影しても違いはほとんどないが^^;

現在、K-ASTECさんで開発・製造が進められている小型赤道儀のAG88システムを入手できた暁にも、
この小型オートガイドシステムをそのまま稼働させたいと思っている。

Img_9973

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早朝のランデブー

Img_2644
2012.09.09 04h46m18s (exp.6s,ISO400)
EOS KissX4+EF24-105mmF4L IS USM(58mm,F4)+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)

昨夜、ウェザーニューズ社から「ソラミッション」が届いた。
【深夜に、半月と木星のランデブー】

さっそくステラナビゲーターでシミュレート。
東天が遮られている我が家のベランダから見えるようになる時間帯を確認。
午前2時過ぎに空を見上げてみたが曇天。ダメかなと再び夢の中。

ところが偶然?にも午前4時過ぎに再び目が覚めた。
雲は多いながらも寄り添った月と木星が視界に飛び込んできた。
ミッション、コンプリート!

Img_2626
2012.09.09 04h38m01s (exp.10s,ISO400)
EOS KissX4+EF24-105mmF4L IS USM(65mm,F4)+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)

こちらは木星の衛星(ガニメデとカリストだと思う)がたぶん写っているが、
確認いただけるだろうか。
今度、木星の衛星の動きを狙ってみよう。

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2012年9月 8日 (土)

月齢21.1

Img_0481
2012.09.08 03h44m26s(exp.1/40s,IS200)
FC-100+EXTENDER EF2×III+EOS60D+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)
FL=1600mm,F=16

雲の飛来をかいくぐっての撮影。
ISOを200に設定したことと、エクステンダーレンズを2倍にしたこと、
この2点が昨日との違い。

撮影終了後にそのまま早朝ウォーキングへと出かけ、いまほど帰還。
朝焼けがキレイだったので、お天気は下り坂かもしれない。
明日の朝の月面撮影は難しいかな。

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2012年9月 7日 (金)

月齢20.1

Img_0398
2012.09.07 03h28m13s(exp.1/80s,ISO160)
FC-100+EXTENDER EF1.4×III+EOS60D+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)
FL=1120mm,F=11.2

午前3時過ぎに目覚める。
気温17度。外を見れば下弦前の月が煌々と輝く。
透明度も良く、月がなければ格好の星野撮影日和などと考えながら、
夜露に濡れた望遠鏡カバーを外す。

星ナビ10月号に掲載された月面写真名手のデータを参考に、
これまで100一辺倒だったISOを160に上げてみた。
早いシャッターが切れる分、有利かもしれない。

月の高度が高く、足に負担がかかってピント合わせが容易ではないが、
何とか撮影を終了。
結局そのまま二度寝することができずに、今に至る。
昼間暖かくなってくると、きっと眠くなるんだろうな~ぁ^^;

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2012年9月 3日 (月)

カシオペヤ座付近

Img_9950_2
2012.08.20 02h14m35s(exp.602s,ISO800)
SEO-COOLED X2(LT)+Samyang 35mm F1.4(F2.8)+LPS-P2+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)

月齢も大きく、なかなか晴れないので、少し前に撮影したコマを画像処理。
秋の星座自体、明るい星も少なくそれほど目立つ存在ではないが、
カメラレンズを向けると、実にいろいろな表情を見せてくれる。
特にカシオペヤ座周辺には、様々な天体がちりばめられている。
レンズの焦点距離を変え、画角を変えながら構図を考えるのは実に楽しい。

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2012年9月 2日 (日)

夜明け前

0902

早朝ウォーキングから帰還。
午前5時には20度を切る気温。
この時間帯、Tシャツ&短パンのウォーキングも、そろそろキツさを感じる。
週間予報では太陽マークが少なくなってきた。
しかし、今日も暑くなりそうだ。

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2012年9月 1日 (土)

実りの長月へ

Ncm_0104

9月の声を聞いても、街はまだまだ盛夏の装い。
しかし足下に目を落とせば、季節は着実に歩みを進めている。
炊きたての新米が味わえるのも、もう間もなく。

余談?だが、2035年9月2日の日本中部地方横断皆既日食まで、あと23年と1日。
例年、9月上旬は雨や曇りの日が続くのだが、今年はどうやら太陽が望めそうだ。
23年後までとっておきたい気分。

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