欠けていない?太陽とこれからの皆既日食
今朝、テレビをつけるとケアンズ日食のライブ映像が飛び込んできた。
流れる雲が皆既直前の太陽を覆うという、なかなかスリリングなシーンの連続ではあったが、
画面にはダイヤモンドリングやコロナ、そして鮮やかなピンク色のプロミネンスが写し出された。
Twitterでも現地からのつぶやきが投稿されていた。
その後、職場に出勤して窓の外を見ると、
雲の切れ間から欠けていない?太陽が顔を覗かせた。
ケアンズでは、時間的にまだ部分日食継続中のはず。
本当はオーストラリアの地に足を運びたかったのだが、
海外遠征2戦2敗の身としては、日の出直後の晴天率に不安を覚え、
参加に二の足を踏んでしまった。
この後の皆既日食はと調べると、
☆2013年11月3日…大西洋~アフリカ中部
☆2015年3月20日…北大西洋~北極海
☆2016年3月9日…インドネシア~太平洋
と、なかなか遠征にも容易ではないエリアが続き、
そして皆既帯がアメリカ大陸を横断する2017年8月22日の皆既日食となる。
狙い目としては、これかなと今のところは思っているが、
まだ5年弱も待たなければならない。
何にしても、とにかく一度は「黒い太陽」を生で見てみたいもの。
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コメント
私の記憶が確かなら
2035年に千葉の銚子で皆既日食が見られんですよね。
そのときには見に行きたいです。(千葉県在住です)
でも大混雑かな。
投稿: おーくま | 2012年11月16日 (金) 14時23分
はい、そうです。
2035年9月2日(日)に、皆既帯が本州を横断する
皆既日食が見られます。
実は私が住んでいるところも皆既帯に入っています。
アメリカのヤングという天文学者が計算したところ、
地球上の1点で皆既日食を見られる確率は、
およそ350年に1回なのだとか。
とすると、生きている間に住んでいる場所で皆既日食が見られる
ということは、とてもラッキーだということですよね。
ただ、9月上旬というのは比較的曇りや雨になる確率が高い時期であるため、
今から23年後のお天気が気になって仕方がない星のおじさんです^^;
投稿: 星のおじさん | 2012年11月17日 (土) 06時20分