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2013年2月24日 (日)

ケンコースカイメモRS+ガイドパック三脚+微動マウント

Cimg0598

降雪は続く。今日はおまけに強風。
積雪3mでは撮影もままならないため、苦し紛れの機材紹介。

ケンコーのポータブル赤道儀、スカイメモRSをゲットした。
本当はK-ASTECさんが製品化を目指しているアストログラフ狙いなのだが、
形になるにはもう少し時間がかかりそう。
ということで、機動性のあるドイツ式ポータブル赤道儀、スカイメモRSへと行き着いた。
RSモデルから対恒星時50%駆動(星景モード)が可能になり、使う範囲も広がった。

基本的には必要十分なポタ赤なのだが、私としては気になる部分が2つ。
1つは、北天・南天でモーターを逆転させるスイッチが飛び出していること。
うっかり触れてしまって気づかなかったなんてことはぜひとも避けたい。
頻繁に切り替えるスイッチではないので、もっと奥に引っ込ませるべき。
飛び出している部分を削ればいいのかもしれない。

もう1つは、暗視野照明装置のボリューム。
Rタイプになって本体から照明への電源供給ができるようになり、
RSタイプでもそれを踏襲しているのは良いことなのだが、こちらはツマミがなく回しにくい。
ポタ赤はいろいろな条件下の夜空で使うわけだがら、
スケールパターンを見やすくするために、照明装置のボリュームには、
きちんとツマミがあったほうが使いやすいと思う。
とりあえずマイナスドライバーを常時携帯することにしている。

スカイメモはドイツ式赤道儀なのでバランスウェイトが必要となる。
専用のバランスウェイト&シャフトも販売されているが、
ここはコスモ工房さんに分割スタイルの特注品を製作依頼した。
こちらのほうが経費節減になるし、見た感じもイイ。

当初、マウント部分はマンフロット410を2軸改造したものを使った。
しかし、1/4インチネジ(カメラネジ)1本での支えは不安定で、
構図を変えているうちに緩んでしまい、急にスカイメモ本体がとんでもない方向を向いてしまった。
やはり2点止めは必須と考え直し、
某売買サイトに中古の専用大型微動マウントを『譲ってください』で掲示。
すると、あまり時間を置くことなく、
「ガイドパック用の三脚と微動マウントを組み合わせたものならお譲りできます」
とのメールをいただき、飛びついた。
後でわかったのだが、メールをくださった方は冷却CCDと大型の機材を組み合わせて撮影した
素晴らしい天体写真をホームページで公開されている方だった。

Cimg0600

定評あるスカイメモ用の極軸望遠鏡部分にはプラスチックのキャップが付いているが、
どうしてもどこかにしまい忘れたりする可能性が高い。
ということで、この極軸望遠鏡部分に30.5ミリのネジが切ってあったので、
プロテクト用のフィルターを常時装着することにした。
これで、ホコリの侵入を防ぐことができる。

バッテリーは以前、TOAST-Proを持っていた時に購入したIBSJapanのMPP-100(既に販売中止)。
このモバイルバッテリーは8.4Vと6Vと5Vが選択できるので、
TOAST-Pro本体は手放したが、このバッテリーは手元に残しておいた。
また、スカイメモの電源は、今どき少数派のセンターマイナスタイプ。
センターマイナス用のケーブルを製作していただこうかとも考えたのだが、
極性を反転するケーブルを入手し対応することにした。

ところでスカイメモの電源電圧は6Vが標準。
例えばTOAST-Proは6V~12Vと対応範囲が広い。
スカイメモもある程度の許容範囲があるのだろうと思って、
まずケンコートキナーのオンラインショップにお尋ねしたのだが、
「下限は1.2V×4本(4.8V)だとパイロットランプが点かないことがあり、
上限はデータがありません」との回答。
そこで、過日のCP+でケンコートキナーさんのブースを尋ね、
スカイメモ本体を目の前にしながらスタッフの方に尋ねたのだが、
やはり「6Vです」との回答。んなことはわかっとるワイ!
どなたかデータをお持ちの方がいらっしゃたら、ぜひご教示いただきたい。
端的に言えば、8.4Vが使えるかどうかなのだが。

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機材」カテゴリの記事

コメント

新旧の組み合わせですが、
新型スカイメモが白なので、ビクセンのガイドパック三脚と合ってて、カッコイイです!!

投稿: SAZABI | 2013年2月24日 (日) 20時40分

SAZABIさん

こんばんは。
おっしゃるとおり、ガイドパックの三脚が白でしたので、
RSの白と相まって違和感のない感じになりました。
早く使いたいのですが、気象状況がそれを許してくれません。

投稿: 星のおじさん | 2013年2月24日 (日) 21時01分

はじめまして。satelight57と申します。
スカイメモ改造を検索していたら目に止まりました。
みなさんそれぞれ改造しておられますね。
自分のスカイメモはNSですが、買って10年以上放置していました。
昨年デジタルカメラで星撮影を再開。なんの問題もなく稼働。余分な突起物がないスカイメモは収納も楽ですし、ケーブルがからまったりしませんね。この点マークXよりいいです。
 私は昔の人間なのでドイツ式に変更しています。自由雲台は使わずBENROのパノラマ雲台とK-ASTECのレボルビング装置にプレートを使用しています。円高時に購入したので安かったですけど最近値上がりしてますね。
 Canon5DMark2とSamyang14mmF2.8ですが設置撤収が簡単ですし構図が決めやすいです。
 極軸望遠鏡のない最近のポタ赤は改造シュミレーションできませんし、搭載重量に不安がありますね。そろそろ買い替えかなと思っていますが先代のスカイメモRのほうが
いいのかなとも感じました。

投稿: satelight57 | 2013年3月 2日 (土) 13時45分

satelight57さん

初めまして。
コメント、ありがとうございました。
私は改造まではいきませんが、
いろいろパーツを調達して楽しんでいるレベルです。

NSをお持ちなのですね。
現行のRやRSと比べると、昔ながらのかなりがっしりした造りの
ポタ赤だと思います。
RやRSに乗り換えると、少々物足りない感じがするかもしれませんね。

ご存じだと思いますが、RとRSの違いは、色と駆動系です。
恒星時のみでよければRで十分ですし、RSの発売でお安く入手
できるかもしれません。

satelight57さんは星景写真はジャンルには入っていませんか?
RSには対恒星時50%駆動の、いわゆる星景モードがありますので、
もしRSを選択されたら、Samyang14mmと5Dmk2で狙われても
面白いのではと思います。

satelight57さんのブログを拝見しました。
私と撮影スタイルが似ています。
またちょくちょく訪問させていただきますので、
これからも情報交換をよろしくお願いいたします。

投稿: 星のおじさん | 2013年3月 2日 (土) 19時20分

satelight57さん

書き忘れました。

私も昔の人間なので、ドイツ式が一番使いやすいです。
BENROのパノラマ雲台とK-ASTECさんのレボルビング装置は私も所有していますので、
今度組み立ててみます。

投稿: 星のおじさん | 2013年3月 2日 (土) 19時32分

satelight57です。
今朝のニュースによると秋田新幹線が脱線とか。
そちらの雪おさまりましたか?お互い冬の悪天候は苦労しますよね。
 話はかわりますが 無改造用の光害カットフィルター。特定の波長をカットしているせいか、かなりバランスが悪いです。WBはマニュアルにしていろいろ試してみるしかないようですね。R64(SC64)のようにはいかないようです。
 本当は 月の光だけカットしてくれるフィルターがあるといいんですけどね。これだと満月期でも撮影でき今の3倍くらい遠征できると思います。
 過去の貴殿のブログを拝見しました。機材がよく似てますね。三鷹GN-170とか…。  ここ最近はカメラレンズでいっぱい散財しました。防湿庫に入りきらなくなり、銀塩時代のレンズは外に出したりアダプターでEosにつけたりして遊んでます。
 星景写真はやりません。近畿地方って山は低いし、よいロケーションがないんです。星以上に地上が重要ですからね。

投稿: satelight57 | 2013年3月 3日 (日) 09時22分

satelight57さん

今日はようやく雪も小降りになりました。
現在、積雪が2.5メートルほどあります。
今年の雪解けはいったいいつ頃になることやら…。

不思議と月が大きいと晴れるってことありませんか?
星野狙いにはツライところですね。
冬場のことも考え合わせると、撮影の機会は極端に減ります。
satelight57さんがおっしゃるように、
月光をカットしてくれるようなフィルターがあれば、即買いですね。

GN-170をお持ちですか。
私は1995年に注文から8カ月かかって入手したのですが、あれから20年弱経ち、
加齢のせいもあって移動の際に持ち上げたりするのが苦痛になってきました。
現時点でフィールドに持ち出す機会はほとんどないのですが、
持っていることがステータスのようなところがあって、手放せません。

投稿: 星のおじさん | 2013年3月 3日 (日) 19時41分

satelight57です。
やっと春らしくなってきました。今夜も快晴ですが
やや透明度悪いです。日曜日から立て続けの遠征で疲れたので
今夜はパスです。今度の週末に期待しています。
 ところで機材セットの質問ですけど
ペンタ75SDHF鏡筒にD5フィルターをつけておられるのですが、
対物レンズの前キャップに組み込んでおられるのですか?自分も75SDHFを所有していますが、この点がうまくいかないのでいまはタカハシの古い鏡筒でがまんしています。

投稿: satelight57 | 2013年3月 6日 (水) 19時26分

こんばんは。

私が使用しているD5フィルターは
サウザンドオークスオプティカル社製「金属メッキ」ガラスフィルターです。
詳しくはメールさせていただきましたので、ご覧ください。
不明な点は、またお尋ねくださいね。

投稿: 星のおじさん | 2013年3月 6日 (水) 20時16分

こんばんは、ケンコースカイメモで検索してましたらこちらにヒットしました。私は60歳代で山形在住の星のおじさんではなく、もう孫のいるおじいさんです。このHPを拝見しておりましたら、目からうろこという感じで大変参考になります。そこでひとつお聞きしたいのですが、極軸望遠鏡のプロテクトフィルターはどこで販売していますでしょうか。私も最近ケンコースカイメモと大型微動マウントを購入しましたが、大型微動マウントは低すぎてベルボン三脚に付け替えました。でもガイドパックの三脚に合うとは知りませんでした。
これからもいろんなことを教えてくださいませ。
よろしくお願いいたします。

投稿: こうじろう | 2013年4月15日 (月) 23時01分

こうじろうさん

初めまして。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

お尋ねのありましたプロテクトフィルターですが、
私はヨドバシドットコムで購入しました。
サイズがサイズですので、どこでも入手できるとは限りませんが、
取り扱っているお店はいろいろあるはずです。
「フィルター 30.5」などのワードで検索されれば、商品に行き着くと思います。

三脚は中古品を譲っていただきました。
これがオリジナル品なのか、特注品なのかはわかりません。
ただ純正の大型微動マウントよりも軽いので、扱いやすいです。

投稿: 星のおじさん | 2013年4月16日 (火) 05時54分

さっそくお教えいただきまして、
ありがとうございました。
ネットで探して注文することが出来ました。
本当に良かったです。
今後ともよろしくお願いします。

投稿: こうじろう | 2013年4月16日 (火) 19時45分

洒落で単一4本を繋げたらランプはつきませんでした。
ヤバいと思い単二に戻したら動いた・・・
その後、単三4本で試したらランプは点灯
なんじゃこりゃ

投稿: 稻生眞魚 | 2016年11月10日 (木) 11時56分

稻生眞魚さん

初めまして。
コメント、ありがとうございました。

なんか不思議な現象ですね。
単一の時はたまたまだったのでしょうか?
その後はちゃんと作動しているようでしたら、いいのですが。

スカイメモシリーズはポタ赤としては歴史も定評もあります。
お互いに末永く使い続けたいですね。

投稿: 星のおじさん | 2016年11月10日 (木) 23時25分

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