光害(ひかりがい)を考える
東日本大震災以降、エネルギーに関する議論が活発に交わされている。
いずれの言い分も理解できるので、なかなか難しい選択ではあるが、
それ以前の話として、エネルギーを無駄に消費することを避けなければいけないのは、
ごくごく当たり前のことである。
そんな中、新聞記事で「国際ダークスカイ協会」という組織の活動を知った。
そしてその組織が光害を考えるために製作したムービー(日本語版)がこれ。
光害を減らす(なくす)ことは、私たち星空を愛する者にとっても大切なこと。
しかし、以前に比べてこのことは、あまり語られなくなったようだ。
光害を減らす声をあげるのではなく、光害を避けた場所への移動を常とするようになった。
大人の対応なのかもしれないが、このサイトを知ったことをきっかけとして、
今一度、光害のことを考えてみたい気持ちが芽生えている。
今後、お手伝いをしているプラネタリウムの番組にも組み込んでみようか。
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コメント
子どものころの空と全くちがって、いつもなんとなく明るい空であるとは
思います。百武彗星出現の時、もっともこのことを実感しました。
経済活動を根本的に転換しないかぎり、ダークスカイは再生できませんね。
深夜まで働いてやっと生活できること自体が貧困と言わざるを得ないと思います。
投稿: satelight57 | 2013年7月19日 (金) 17時40分
おっしゃるとおりだと思います。
現在の夜空に不満を抱きつつ、一方では便利な生活を送っている自分がいます。
やはり暗い夜空を求めてさすらうしかないのでしょうか。
真っ暗な砂漠で、円周魚眼による天の川を撮影するのが夢なのかもしれません。
投稿: 星のおじさん | 2013年7月19日 (金) 21時45分