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2013年12月23日 (月)

からたちの小径(島倉千代子)

島倉千代子さんが亡くなる3日前に自宅でレコーディングした曲。
訃報を伝えるワイドショーのBGMで流れていた曲。
初めてその曲を耳にした時、妙にすっと心に入り込んできた。
聞けば、喜多條忠・作詞、南こうせつ・作曲。なるほどなと思った。
「神田川」や「赤ちょうちん」の名コンビである。

今回の東京行きの目的は、毎年この時期に行われる南こうせつのコンサートだった。
コンサートの中盤。こうせつが「からたちの小径」のエピソードを語り始めた。
ワイドショーではたぶん取り上げられることのない、歌手と作曲者のエピソードが披露された。
そして・・・
「きっと今日はここへきてると思います。唄います。」

1番。
目を閉じて聴いていると、喜多條さんとこうせつのコンビらしい曲だなと改めて感じた。
そして2番。
突然、こうせつの歌声が途切れた。感極まってしまったようだ。
「がんばれー」というかけ声とともに、手拍子が起こった。

曲が終わった。
「2番の歌詞がいいんだ。島倉さんの歌い方もいい。この”ずーっといっしょ”というところ。」
この部分はこうせつが書いた歌詞なのだそうで、2番をもう一度通して唄った。
歌声が途切れてしまったところを歌い直してくれたのだ。さすが、プロだと思った。

多くの方々から要望で島倉さんの「からたちの小径」がCD化された。
いますぐには難しいのかもしれないが、こうせつの唄う「からたちの小径」も、
いつかはCD化して欲しいと心から願っている。

「からたちの小径」。歌詞もメロディーも、とってもいい曲です。

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コメント

なかなか 異色のカテゴリーですね。「都会の朝」に次ぐストーリーとは
おそれ入りました。
「愛のさざなみ」はよくyou tubeでみます。あの声 他の歌手では絶対無理
ですね。

投稿: satelight57 | 2013年12月23日 (月) 17時57分

このような記事にまでコメントをいただき恐縮です。
かぐや姫世代なものですから、ついつい書いてしまいました。
ふと気づくと、からたちの小径を口ずさんでいる自分がいます。

余談ですが、satelight57さんから教えていただいたEF8-15mmフィッシュアイ。
星像的にとっても気に入っているレンズなのですが、
使えるシーンがあまりにも少ない(初めからわかっていたことかもしれませんが)ため、
これを下取りに出して、EF16-35mmを入手することにしました。

もし何かの天文現象で円形or対角線魚眼が必要となった場合は、
状況に応じた単焦点レンズを買い増ししたいと思います。

投稿: 星のおじさん | 2013年12月23日 (月) 20時37分

今、1年を振り返ってフルサイズ超広角レンズの稼働率を調べると(中間まとめですが)
Zenitar16mm>AF-S14-24mm>AT-X16-28mm>EF8-15mm>Samyang14mm
の結果ですね。Samyang14mmは手放したので低くなってます。
 EF8-15は
ライブビューでのピントあわせが難しい
全天快晴でないと使う気がおこらない
など 稼働率は自然と下がりますね。
自分も南天遠征したら手放すでしょう。いつになるかはわかりませんが。

投稿: satelight57 | 2013年12月23日 (月) 20時56分

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