イリジウム・フレア(Iridium80)
先日コメントをいただいた廣田さんがライフワークとしているイリジウム・フレアの観測。
「へぇ~そんな世界があるんだ」と初めて知った。
たまたまお尋ねしたところ、当地においてベストコンディションでその現象を見られるらしい。
ということで紹介していただいたのが本日夕刻のイリジウム46のフレア。
ところが今朝もイリジウム80のフレアがあるとのこと。
幸いお天気にも恵まれたので、練習がてら観望&撮影に挑戦。
で、撮影したのがこれ。
実はよく見ると失敗作。
フレア時刻は3時53分13秒。場所はこと座のベガ近傍。
そこまで正確にわかっていたので、午前3時過ぎに起きてスタンバイ。
ところが肝心な時、実は別の衛星に気を取られてしまっていた。
それがイリジウム80だと勘違い。
間もなくその時刻になろうとしているのに、かなり離れた位置にある。
おかしいな~と思いながらふとベガ付近に目を移すと・・・
いきなり閃光が!
あっと思ったが、それでも反射的にレリーズボタンを押していた。
呆然としながらフレアを見守り、再びあっと思ってレリーズボタンから手を離した。
露出オーバー。
しかも光り始めが若干欠けてしまっている。
それでもRAW画像で露出を調整したら、何とか見られる画像になった。ヤレヤレ・・・
今夕のイリジウム46のフレア。
何とかイメージがつかめたので、お天気に恵まれれば再チャレンジしてみたい。
ただ日没直後なので、構図と露出が難しそう。
☆2014.05.29 03h53m13s Iridium80 明るさ-8.5 高度68度 フレアセンター距離0km
☆EOS 5D MarkII+EF24-105mm F4L IS USM(24mm,F4) ISO800※フレア付近をトリミング
| 固定リンク | 0
「記録・観測」カテゴリの記事
- 今日の太陽面(8月9日撮影)(2024.08.09)
- 2024 MK(小惑星)とNGC6818の接近(2024.06.30)
- 月とアンタレスの接近(2024.06.20)
- 恒星に接近するツーチンシャン・ATLAS彗星(C/2023 A3)(5月22日撮影)(2024.05.23)
- 今日の太陽面(5月11日撮影)+串田周期彗星/144P(5月10日撮影)(2024.05.11)
コメント