民間伝承か気象予報技術か
昨日、向こう3カ月予報が、そして今日、1カ月予報が気象庁から発表された。
それによると、当地、北陸地方では12月は雨や雪の日が多いものの1月と2月は少なく、
3カ月の降雪量は少ない確率50%、気温が高い確率50%とあった。
これを素直に読み取れば、年内は平年並みだが、年明けからは暖冬?となる。
「今冬は暖冬」と言われ続けてきたことが、気象予報の観点からも裏付けされた。
ところが・・・である。
名を「カメムシ」と言う。
悪臭を放つことから、当地では「ヘクサムシ(屁臭虫)」とも呼ばれている。
実はこのヘクサムシが大発生しているのだ。
で、民間伝承。
「ヘクサムシが大発生する年の冬は大雪になる」というもの。
まったく正反対の予報。
小雪にこしたことはないが、スキー場や除雪業者など、雪で生計をたてている方々もいらっしゃるので、
まるで降らないというのも、地域への影響は大きい。
もちろん、暖冬とは雪が降らないという意味ではないことは十分承知している。
民間伝承と気象予報の間をとって、星のおじさん予報「今年は平年並み」。
安直感は否めないが、個人的には正直なところ小雪であって欲しいと願うこの頃。
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コメント
たしかに。今年は多いです。暖冬。どうなんでしょうかね。
カメムシが多いと雪が多いといいますが
子どものころは 普通にカメムシがいましたので
あまりそのような「伝承」をきいたおぼえがありません。
最近きくようになったというのが実情。
お天気ですが こちら快晴です。ですから太陽を
撮りました。坊主で全く黒点がないのでUPをしようか迷ってます。
26日の満月はまことにもったいないほどの天気でした。
投稿: satelight57 | 2015年11月28日 (土) 12時48分
快晴ですか、羨ましい。
当地も何度か雲の切れ間から太陽が顔を覗かせましたが、
基本的には冷たい雨の一日でした。
カメムシ、このところようやくその数が減ってきました。
日本全国に生息しているのでしょうか?
地方によっても、その見方や言い伝えは違うんですね。
投稿: 星のおじさん | 2015年11月28日 (土) 20時21分