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2016年9月 5日 (月)

許容範囲の星像か?

Img_0964_2

SIGMA(シグマ)の24mm F1.4 DG HSM (Art)を購入。
先日、ファーストライトでF2.8まで絞って秋の天の川を撮影したところ、こんな出来映えに。

中心部はとんでもなくシャープだが、四隅に向かって急激にその星像は悪化する。
まるで、120フィルムの平坦性が保たれていないような感じ。
TP6415H2のフィルム吸引が十分でないと、まさにこんな感じだった。
もちろんコマ収差がでることは承知しているが、それにしてもちょっと極端。
サイトで他の方の作例を見ても、ここまではひどくない印象。

作例を添えて、販売店へメール。
「天体写真は確認できないので、修理だったら受け付ける」と、ちょっとつれない返信。
だったらとメーカーさんに直接メールしてみた。
「広角レンズの描写特性かもしれないが、弊社の基準内かどうか調査する」
と連絡あり。MTF検査等の測定の数値データを確認してくれるらしい。

フルサイズだとこうなるが、APS-Cならもっと見映えのする写真が撮れるのかも。
中心部の星像がとってもシャープなだけに、ちょっと惜しい気がするが、
許容の範囲との報告だったら、きっと下取りに出してしまうんだろうな。

結果が判明したら、また報告したい。

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コメント

SIGMA24mmF1.4Art。
星景にぴったりの広角ですよね。
 たしかに 気に入らないですね。この周辺像。
カール・ツアイス使いの貴殿なら納得しないでしょう。
納得がいくまで交換すべきでしょ。
それにしても
 8月下旬から9月新月期まで更新が目白押しで星一色とは。 

投稿: satelight57 | 2016年9月 7日 (水) 22時02分

satelight57さんもそのように感じてくれて良かったです。
ただ、メーカーさんは基準値により機械的に判断すると思いますので、
果たしてどうなるか。早速、工場に送ってくださったそうです。

先月末からは偶然にもお天気に恵まれて、
いろいろ撮影することができました。
でもタイミングがズレ始めると、ホントに晴れ間に恵まれなくなります。
明日の夜も天文晴れだったら、夜半過ぎに出かけたいところです。

投稿: 星のおじさん | 2016年9月 8日 (木) 19時46分

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