再びMS-3n赤道儀を入手
数年前まで所有していたペンタックスのMS-3n赤道儀だが、
思うところがあって一度手放した。
ただ、オークションや他の方のブログなどでその姿を目にするにつけ、
また機会があればぜひ入手したいと思い続け、このたび念願が叶った。
きっかけはPolemasterの入手。
本機の剛性の高さは多くの人が絶賛するところではあるが、一軸駆動の赤道儀。
しかしPolemasterによる極軸合わせで、その性能を最大限に発揮できると感じたから。
もうひとつは、両軸とも手動操作が可能なこと。
モータートラブル時や眼視観測時には、そのメリットを享受することができる。
近年の赤道儀にはないタイプの造りである。
電源部分は、12Vの昇圧コンバータを組み込み、モバイルバッテリーとした。
この加工は、K-ASTECさんのお世話になった。
赤道儀本体の評価は高いが、何かと不評なのが三脚架台への取り付け。
M16のボルトとナットの組み合わせで、とにかく組み立てしにくいとの評価。
その部分は三脚架台を取り外し、アダプターを介してPTP-C22三脚へ載せることとした。
架台下ではとりあえずアイナットを使ってボルトを固定しているが、
現在、固定用の専用ネジの製作を依頼しているところである。
GN-170赤道儀の固定にアイボルトが使われていることから、アイナットはその応用編。
これはこれで、しっかりと固定されている感がある。
それにしても赤道儀がどんどん増えてきた。
使ってナンボの世界だが、所有してナンボという気持ちもないわけではない。
このタイミングを逃すと入手が難しくなると思うと、ついつい出ちゃうGOサイン。
とはいえ、1年に1回くらいはフィールドで動かさないと。
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