バラ星雲
2016.11.05 01h11m46s(exp.120s×4コマ,ISO1600)
EOS 6D(SEO-SP4改)+Apo-Sonnar T* 2/135 ZE(F2.5)+)+LPS-D1・EOS-MFF-C+JILVA-170
久々の休日前夜天文晴れとなった。
135mmではトリミングをしないと見映えのしないバラ星雲。
透明度としてはイマイチだったが、冬の星々の明るさがそれを感じさせない。
気温は3度を下回った。
ところで、写真を見ただけではわからないが、JILVA-170のデビュー作品である。
カメラを取り付けるための加工品を提供いただけるとのことでそれを待っていたのだが、
2カ月経った現時点でもまだ届いていない。
お天気が悪かったこともありそのままにしていたのだが、さすがに待ちきれず、
別途ドイツ式に組み上げるための各種パーツを購入して撮影に臨むこととなった。
オーダー済みのナンチャッテ正立極望もまだ届いていないので、
TOAST-Pro所有時代に入手した極軸望遠鏡を使用した。
取り付け方法が両赤道儀ともM6ネジだったので、問題なく使えた。
いつクマさんが現れるかとビクビクしながらの撮影行だった。
JILVA-170の使い勝手は想定どおり良かった。
現地に到着し出来るだけ早く撮影態勢に入りたいという私の欲求にピッタリ合致。
今回は135mmレンズだったが、次の機会には300mmにも挑戦してみたい。
| 固定リンク | 0
« おおいぬ座 | トップページ | カシオペヤ座周辺 »
「天体写真」カテゴリの記事
- M104とNGC4565(2024.05.16)
- カリフォルニア星雲からプレヤデス星団(2019.09.10)
- 三ツ星から小三つ星付近(2017.10.08)
- ぎょしゃ座の散開星団と散光星雲(2017.10.05)
- カシオペヤ座からシリウスまで(2017.10.01)
「星野写真」カテゴリの記事
- 梅雨明けの 空に横たふ天の川(2024.06.23)
- 午前2時(2024.06.11)
- へびつかい座のS字状暗黒星雲(2024.04.15)
- 二重星団(2023.11.06)
- ぎょしゃ座(2023.10.15)
コメント
今年の天候の悪さが際立つ貴重な作品。週末とGPV予報がベストの日でしたね。
JILVA-170! いいなあ。ほしいなあ。三鷹GN170の弟分.よく似てますね。
極軸望遠鏡はTP2と同じもののように見えますけど?
カメラと干渉しそうなので自由雲台ですか.
それともあわせたら外す?
ともあれ撮影時間帯といい 対象といい さすがです。
こちらは超久しぶりの撮影で準備不足&熊出没のため庭撮りでしたが
なんとか星ネタで更新することができました。(笑い)
投稿: satelight57 | 2016年11月 5日 (土) 09時02分
オーダーしたのが7月下旬。届いたのが9月上旬。
で、現在に至っています。
高槻さんがお一人で全てをこなしているので大変なのだとは思いますが、
この会社とお付き合いするには、気長に待つ心持ちが大切です(笑)
ただ、モノはいいです。
私ごときが申し上げるのもなんですが、
使う人の立場にたったこだわりぬいた逸品だと思います。
いろいろなレンズを載せてみたくなる赤道儀です。
久しぶりに更新された高槻さんのブログを拝見すると、
またいろいろなことをお考えのようですよ。
極軸望遠鏡はTP2(TOAST-Pro)と同じものです。
干渉しそうになれば外しますが、昨夜は大丈夫でした。
投稿: 星のおじさん | 2016年11月 5日 (土) 16時59分
ぽっと浮かんだバラ星雲も趣きがあっていいですね。
これがウワサのJILVAですか。もうポタ赤の域を超えているような凄さですね。
私も年取って体力が落ちたらこれをメインにしようかと考えています。
熊も最近は人間の生活域まで出没するようになりましたね。油断してると星見中に襲われたり、なんてことがありかねません。
気をつけないと。
投稿: まるひ | 2016年11月 6日 (日) 11時33分
300mmのノータッチガイド可能がウリとのこと。
お手軽かつ高精度と、私の理想を形にしたような赤道儀です。
コストパフォーマンスも非常に高いものがあります。
強いて言うなら、極軸合わせの際の高度調整が若干しにくいかなという印象です。
広角レンズ撮影なら、「現地へ着いて5分で撮影開始」という感じでしょうか。
これから出動回数が増えそうです。
投稿: 星のおじさん | 2016年11月 6日 (日) 19時55分