観測地(星見場所)変遷ものがたり~その4~
◇郊外道路脇1(2000年代~
個人的な活動の中で見つけた場所。
周囲に建物が建っているので、近くを道路が通っているものの、
直接、ヘッドライトの影響がない場所に機材をセッティングできる。
この奥に小さな集落があることから、真夜中でも1時間に1~2台、車が行き来するのが玉にキズだった。
この場所は視界がさほど開けてはいないが、北東方向は抜群に良い。
昇るカシオペヤ座やぎょしゃ座などを何度も撮影した。
しかし、東側には高圧鉄塔があり、電線が横たわるという致命的欠陥の場所。
加えて、比較的近い場所でクマの目撃情報が何度も寄せられるため、
真夜中の一人での撮影行は、身体全体がセンサー化?することになる。
車や建物に身体を寄せ、常に神経を張り巡らせる。
風のいたずらであっても、草むらがガサっと音を立てようものなら、
そこからは一点凝視状態となり、夜が明ける頃にはそれだけでグッタリする状況だった。
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