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2023年8月

2023年8月30日 (水)

今朝の西村彗星(8月30日)その2

0830new2_3
2023.08.30 03h55m10s(exp.30s,ISO1600)×25コマ合成(メトカーフコンポジット)
D810A+75SDHF(500mm.F6.7)+EM-11 FG-Temma2Z
ステライメージ9+Photoshopで画像処理 ※彗星周辺をトリミング

実は、最初の40コマを撮影した後、透明度が少し回復してきた空を見て、
少し構図を変えて25コマ撮影したのがこの1枚。
40コマの画像より、尾が写っているようにも見えたので、「その2」としてブログアップ。
来月上旬に、もう一度再会出来たらと願っている。

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今朝の西村彗星(8月30日)

0830new_3
2023.08.30 03h31m17s(exp.30s,ISO1600)×40コマ合成(メトカーフコンポジット)
D810A+75SDHF(500mm.F6.7)+EM-11 FG-Temma2Z
ステライメージ9+Photoshopで画像処理 ※彗星を中心にトリミング

昨日の失敗で学んだこと。
〇彗星の位置がはいった星図をちゃんと持参する、
〇構図を決めたら10コマ以上撮影する。

ということで、現地に到着。
う~ん、晴れてはいるが、透明度が良くない。
間もなく沈もうとしている月のあたりには薄雲が漂っている。

機材を準備して、撮影開始。
星図を頼りに星をたどってみるが、ファインダー越しではわからない。
とりあえずこのあたりかと見当を付けて撮影。
しかし、液晶画面に現れた画像には、それらしき姿がない。
それでも10コマを撮影。
それを繰り返すこと4回目。

「おっ!」
それらしい彗星の姿が、液晶画面に現れた。
色合いから、西村彗星に間違いはない。
月も沈み、その影響もなくなった。
そこから40コマ、立て続けにシャッターを切った。

帰宅をして画像処理。
結構、尾が長く伸びている。
天体写真撮影に復活して早々、天の神様から素晴らしいプレゼントをいただいた。

帰りがけに記念撮影。
撮影機材をシリウスとプロキオンがサンドイッチし、
傍らでは金星が輝いていた。

Img_0001_20230830071501

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2023年8月29日 (火)

失敗:今朝の西村彗星(8月29日)

Dsc_5415_2_20230829074001
2023.08.29 03h20m53s(exp.30s,ISO2000)
D810A+75SDHF(500mm.F6.7)+EM-11 FG-Temma2Z
Photoshopで画像処理 ※彗星周辺をトリミング

「あれ~、西村ちゃんがいない?」
構図を決める時は30秒ほど露出をして、カメラの液晶画面で確認する。
見当をつけてレンズを向けたところへ、その姿は写っていない。
もう一度、構図を確認する。
「ポルックスから地平に向かって、まっすぐに下ろしてきたところ・・・だよな」
などとブツブツ言いながら、方向を定めて撮影。
やはり写っていない。
前回の26日は、カメラのファインダー越しでも確認できたのに。
位置を確認する時に日付を間違えた?ひょっとして急減光?
過ごしやすい気温のはずなのに、背中は汗でびっしょり。

結果、彗星を確認出来ないまま、午前4時になった。
熊が活動を始める前にと撤収。
帰宅後にパソコンで確認したところ、3コマに写っていた。
これはそのうちの1コマ。
出かけて撮影した活動記録写真としてブログ掲載。

明朝、リベンジ・・・かな?

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2023年8月27日 (日)

二重星団からペルセウス座α星付近

0823new5_3
2023.08.23 03h08m25s(exp.120s,ISO800)×6コマ
D810A+AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED(F2.8)+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)
StellaImage9+Photoshopで画像処理

大好きな秋の天の川の一部を切り取った構図。
西村彗星の撮影でタイミングを失してしまったが、

せっかく撮影したので、ブログアップしておきたい。

当地は昨日、今日と続いて久しぶり振りの降雨に見舞われた。
これでややモワッとしていた空がスッキリとしてくれるとありがたい。
そして今月中にもう一度、日本人が発見した明るい彗星にレンズを向けられたらと思う。

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2023年8月26日 (土)

今朝の西村彗星

0826new1_3_20230827195601
2023.08.26 03h39m48s(exp.30s,ISO2000)×23コマ合成(メトカーフコンポジット)
D810A+75SDHF(500mm.F6.7)+EM-11 FG-Temma2Z
ステライメージ9+Photoshopで画像処理 ※彗星周辺をトリミング

なんだかんだ言いながら、今朝も出かけてきた。
目印になる星があり、比較的わかりやすい位置ではあったが、500mmだと構図決めが微妙に。
加えて、昨日に比べると透明度も落ち気味。
それでも、記録として残すことが出来たので良しとしたい。

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2023年8月25日 (金)

今朝の西村彗星

0825cometnew1_2
2023.08.25 03h20m53s(exp.30s,ISO2000)×20コマ合成
D810A+RedCat51(250mm.F4.9)+LPS-P2+EM-11 FG-Temma2Z
ステライメージ9+Photoshopで画像処理 ※彗星周辺をトリミング

流行に乗り遅れまいと、決死の覚悟で信濃川の河川敷へ出かけてきた。
実は2-3年前に熊の出没が報告されているエリア。
星空というより、周囲を見渡し、万が一の時には逃げたり隠れたり出来そうなところに赤道儀をセット。
ヘンな汗が出まくりの約1時間だった。

極軸合わせもうまく出来ていなかったようで、かなりガイドも乱れてはいるが、
よく見れば、尾らしきものもうっすらと確認できる。
月末までの撮影好期に、今度は500mmで狙ってみることにしたい。

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2023年8月23日 (水)

カシオペヤ座と二重星団2023

0823new3
2023.08.23 02h53m08s(exp.120s,ISO800)×7コマ
D810A+AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED(F2.8)+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)
StellaImage9+Photoshopで画像処理

この時期に狙う定番の構図。
秋の天の川が好きな私にとっては、ついついレンズを向けたくなってしまう。

それにしても南から吹く風は暖かかった。
まるで今日一日の猛暑を、予想しているかのよう。
今朝の最低気温をアメダスで確認すると25.7度。案の定、熱帯夜だった。

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2023年8月19日 (土)

M71

20230819
2023.08.16 21h45m47s(exp.30s,ISO2000)×7コマ
D810A+75SDHF(500mm,F6.7)+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)
StellaImage9+Photoshop

いつもコメントしてくれるMPCD81さんは、彗星撮像の大家である。
いろいろ彗星情報を流してくれるのだが、いかんせん、撮影機材が追いつかない。
それに、視野が極端に狭い我が家のベランダでは、対象はちょー限られてくる。
ちなみに、東西の地平はまったく見えないという、彗星撮影には致命的な状況。

「12Pが写し頃」とのLINEが入る。
「じゅ、じゅういってんさんとうぉぉぉ(11.3等)!!」
いったい何枚コンポジットしたらいいんだ。
それ以前の話として、レンズはどうしよう。
ということで、持っているレンズ系の中では長めの500mmをチョイス。
(彗星撮影をしている皆さん、見逃してください・汗)
それにしても、りゅう座の頭は高く見えているとはいえ、いきなりはハードルが高い。
その前に別の対象をと、ぐるりと見渡すと、
先日お世話になった「や座」が目の前に。

という経過を経て、M71の撮影と相成った。
またまた地味な絵面(笑)
7コマというのは、雲が飛来してきたからで、そこで撮影中止したため。
中心から少しズレているのは、ご愛敬。

ZTF彗星の時、なぜ復活しなかったのかが悔やまれるが、後の祭り。

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2023年8月16日 (水)

や座

Photo_20230816053001
2023.08.14 21h52m30s(exp.60s,ISO1600)×8コマ合成
D810A+RedCat51(250mm.F4.9)+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)
ステライメージ9+Photoshopで画像処理

何を思ったか、いきなりRedCat51を持ち出して、星野撮影。
好きな星座のひとつ「や座」を狙ってみた。
こぢんまりとしているにもかかわらず、星座の形がわかりやすい。
バックグラウンドの天の川とM71が見どころだろうか。  

まあ、こんな感じで、ポツポツと復活していきたい。

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2023年8月13日 (日)

星見の原点・ペルセウス座流星群

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2023.08.13 02h01m24s,02h11m38s,02h22m14s(exp.60s,ISO1000)
D810A+AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED(24mm,F2.8)+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)
3コマをPhotoshopで比較明合成

大変ご無沙汰。
超久しぶりのブログ更新。

それにしても、目が覚めるような一撃。見応えのあるペルセ群だった。
痕もしばらく残っていた。

思えば1972年8月12日から13日にかけて、友人たち数人とペルセ群観測。
あれが本格的な観測事始め。
そして、沼にハマっていく最初の一歩だった。
1時間に100個を超える流れ星の乱舞が、時間を忘れさせた。

毎年、この時期になると思い出す。
あの時こそが、半世紀を超える星との付き合いの原点だったと。

今夜も・・・晴れる・・かな?

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