ハートレー第2彗星(103P)
2023.09.25 03h24m26s(exp.30s,ISO2000)×99コマ合成(メトカーフコンポジット)
D810A+75SDHF(500mm.F6.7)+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)
ステライメージ9+Photoshopで画像処理 ※彗星周辺をトリミング
「103Pで60分露出にぜひ挑戦して」
mpcd81さんから、アドバイスがあった。
1コマ30秒露出だと120コマになる。
秋分の日も過ぎて夜明けも遅くなってきたので、狙ってできない露出ではない。
ただ、この日は構図決めに手間取った。
近くにわかりやすい星の並びがあるのに、どうも決めきれない。
120コマ露出した後に、「全コマ彗星は写野の外」ではシャレにならない。
1コマ撮影してはSDカードをカメラから抜き、PCにセットして確認。
これを何回かくりかえしているうちに、時間が過ぎてしまった。
ようやく構図が決まった。
この時間からだと100コマが限界かな・・・そう思いながら撮影開始。
露出はiPt(イプト)でコントロール。
ベランダから部屋へ戻り、時々、ちゃんとシャッターが開閉しているかを確認した。
結果的に最初の1コマがブレていたので、99コマを使ってコンポジット。
彗星は露出時間を重ねれば、よりその姿を見せてくれるから面白い。
次の機会には、ぜひ120コマ露出に挑戦してみたいもの。
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コメント
韋駄天ハートレーは、露出30秒でも長かったかもしれないですね。
移動量は、9/21頃がマックスで1時間で約4′移動していたようです。
月がなくなる頃には、もう1段明るくなっているといいですね。
それにしてもよくやりますねえ。
あんまり頑張らないでいいですよ。
たきつけ過ぎました。
投稿: mpcd81 | 2023年9月27日 (水) 10時48分
コメントを見落としていました。
すみません。
10等級クラスでも、結構写るもんだとわかりました。
103Pは視界の限られた我が家からでも写せる、貴重な存在です。
南下をしているので、次の機会に狙えるのかどうか、
夜明けは遅くなるものの、甚だ微妙ではあります。
投稿: 星のおじさん | 2023年10月 3日 (火) 05時08分