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2024年4月

2024年4月29日 (月)

ツーチンシャン・ATLAS彗星(C/2023 A3)(4月28日撮影)

20240428_2023a3_7kakudo
2024.04.28 21h24m06s(exp.30s,ISO2500)×87コマ合成(メトカーフコンポジット)
D810A+GS-200RC(1624mm.F8)+RC用0.75×レデューサー・フラットナー(1218mm,F6)
+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)+SURER STAR V
ステライメージ9+Photoshop+Gradient X Terminatorで画像処理 ※彗星周辺をトリミング

薄雲が通過する中、無理矢理撮影を決行。
自動導入がうまく作動するかどうかの確認でもあった。
結果は〇(マル)。良かった。
ただ、ややガイド不良のため、予定していたコマ数を稼げなかった。
もう少しバランスを整えて、再挑戦しよう。

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2024年4月28日 (日)

ツーチンシャン・ATLAS彗星(C/2023 A3)(4月27日撮影)

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2024.04.27 21h43m57s(exp.30s,ISO2500)×114コマ合成(メトカーフコンポジット)
D810A+FC-100(800mm,F8)+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)
ステライメージ9+Photoshop+Gradient X Terminatorで画像処理 ※彗星周辺をトリミング

晴れてはいたものの、雲の占める割合は大きかった。
あくびも頻繁になってきたのでもう寝ようと思い、念のためベランダへ出たら晴れてる!!
眠気が吹っ飛ぶまではいかなかったが、月明かりの影響が出てくるまで撮影することにした。

今夜は近くに比較的明るい恒星があるので、構図決めには迷わない。
なんとなくすっきりしない晴れ間ではあるが、まあ、春はこんなもの。
何とか1時間分の撮影を完了し、後片付けもそこそこにそのままベッドへ直行。
今朝、画像処理をしたところ、尾が順調に伸びている様子がわかった。
このお天気だと、今夜も狙えそう・・・かな?

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2024年4月26日 (金)

ATLAS彗星(C/2022 E2) (4月25日撮影)

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2024.04.25 19h49m27s(exp.30s,ISO2500)×77コマ合成(メトカーフコンポジット)
D810A+GS-200RC(1624mm.F8)+RC用0.75×レデューサー・フラットナー(1218mm,F6)
+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)
ステライメージ9+Photoshop+Gradient X Terminatorで画像処理 ※彗星周辺をトリミング

満月を過ぎて、ようやく月明かりのない時間帯ができた。
「2022 E2なんかどうですか?」とD81さんから声がかかる。
我が家のベランダからも狙える位置ではあるが、なにせ暗い。
河川敷へ遠征して13Pを狙おうかとも思ったが、
ダメモトでほとんど使うことのなかった自動導入に挑戦してみることにした。
接続や手順をすっかり忘れていたので、明るいうちに再確認。

使用ソフトはSUPER STAR V。
1点アライメントなので、ポルックスを基準星にして彗星を導入。
(おっ、それっぽい方向へ向いている)
月の出の時間も迫ってきたので、とりあえず撮影開始。
あとは「神のみぞ知る」の心境。

で、結果的には、写野のほぼ中央にATLAS彗星が鎮座しておられた。
これが偶然だったのか、それとも必然だったのか、その検証は今後も続く。

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2024年4月18日 (木)

月齢8.7

Dsc_0762_100_3
2024.04.17 19h58m47s(exp.1/100s×30コマ,ISO400)
FC-100+D810A+TC-301(2X)+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)
FL=1600mm,F=16
Registax+Photoshopにて画像処理

黄砂に煙るお月さま。
どうしようかと迷ったが、ほぼ天頂付近で輝いていたので、鏡筒を向けてみた。
撮れるものは撮る、いつもの撮影スタイル。

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2024年4月17日 (水)

オルバース周期彗星(13P)と串田周期彗星(144P)

20240412_13p_144p

4月12日に撮影した両彗星。
機材はいつもの75SDHFで撮影した。

オルバース周期彗星は屋根に引っかかりそうになるまで露出を続け、
串田周期彗星は暗くなっていたものを、無理矢理にあぶり出した。

今まであまり意識していなかったが、
一期一会のものやそれに近いものなど、目では確認できなくても、
何とかその姿形を残しておくこと、それが彗星との接し方のような気がしてきた。

「早く自動導入にすれば」とよく言われる。
肉眼での確認が難しい彗星では確かに有効だと思うし、撮影効率も上がる。
しかし、星図ソフトで位置を確認し、双眼鏡と肉眼であたりをつけ試写を繰り返す。
外れることが多いのだが、その写野の端っこに彗星らしい姿を見つけると、
「おっ、いたっ!!」
となるその瞬間が、また醍醐味ではある。

そこから彗星を視野の中心付近に移動させてくるのが、また一騒ぎ。
行きすぎてしまったり、写野から外れて、また一からのスタートになったり。
そんな撮影スタイルを楽しんでいる自分がいる。
まさに、アナログとデジタルの融合??

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2024年4月16日 (火)

ツーチンシャン・ATLAS彗星(C/2023 A3)(4月15日撮影)

20240415_2023a3_3
2024.04.15 00h57m54s(exp.30s,ISO2000)×180コマ合成(メトカーフコンポジット)
D810A+75SDHF(500mm.F6.7)+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)
ステライメージ9+Photoshop+Gradient X Terminatorで画像処理 ※彗星周辺をトリミング

3日前の画像とあまり代わり映えしないが、30秒で180コマ、合計90分の露出を試みた。
露出をかけた分、尾が少しハッキリしてきたような・・・(気のせい?)。
晴天が続くのは良いことだが、反面、体力が持たなくなってしまう。
歳を取ったな~と感じる瞬間。

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2024年4月15日 (月)

へびつかい座のS字状暗黒星雲

20240415fl_4
2024.04.15 02h56m39s(exp.30s,ISO2500)×62コマ合成
D810A+75SDHF(500mm.F6.7)+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)
ステライメージ9+Photoshop+Gradient X Terminatorで画像処理

復帰後は彗星写真が中心だったが、久しぶりの星野写真掲載。
この時期になると、何度となくレンズを向けてみたくなる対象。
これまではカメラレンズでの撮影が中心だったが、
彗星狙いの機材をそのまま使っての星野写真撮影となった。
画角が異なるので、また違った面白みがある。

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2024年4月14日 (日)

ツーチンシャン・ATLAS彗星(C/2023 A3)(4月12日撮影)

20240412_2023a3_7
2024.04.12 22h56m58s(exp.30s,ISO2000)×118コマ合成(メトカーフコンポジット)
D810A+75SDHF(500mm.F6.7)+EM-200(K-ASTEC AGS-1X改)
ステライメージ9+Photoshop+Gradient X Terminatorで画像処理 ※彗星周辺をトリミング

今年、もっとも期待されているツーチンシャン・ATLAS彗星。
Xで「10等級台に入った」との情報を得て、
そろそろ自分の機材でも撮影対象になりそうかと鏡筒を向けてみた。

核がとても明るく、1コマでもその存在がわかり、尾までも確認できる。
噂どおりの彗星であると確信した。
今後が楽しみだ。

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2024年4月 8日 (月)

ポン・ブルックス周期彗星/12P(4月7日撮影)

20240407_12p_35_flat_3
2024.04.07 19h20m14s(exp.15s×35コマ,ISO1600)
D810A+75SDHF(500mm.F6.7)+EM-11 FG-Temma2Z
ステライメージ9+Photoshop+Gradient X Terminator+FLAT補正で画像処理 ※彗星周辺をトリミング

久々に12Pとご対面。
この間に、日暮れ時刻は遅くなり、彗星は早く沈むようになった。
それだけ撮影条件は厳しくなってきた。
しかしこれからが本番。
より厳しい中で、より成長した姿をカメラに収めたいものである。

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2024年4月 3日 (水)

ポン・ブルックス周期彗星/12P(3月27日撮影)【再掲】

20240327_12p_all_4
2024.03.27 19h03m09s(exp.15s×81コマ,ISO1600)+(exp.30s×31コマ,ISO1600)
(メトカーフコンポジット)

D810A+75SDHF(500mm.F6.7)+EM-11 FG-Temma2Z
ステライメージ9+Photoshop+Gradient X Terminatorで画像処理 ※彗星周辺をトリミング

先日、15秒露出を81コマ合成した写真を掲載した。
実は、その後に30秒露出で31コマ撮影をしていた。
せっかくなのでこれも合成して、合計112コマ、2415秒(35分45秒)の画像を作ってみた。
尾ができるだけ描写されるように画像処理してみたので、ちょっと不自然かもしれない。
その後、またなかなか晴れないので、12Pとの再会は果たせていない。

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