オルバース周期彗星(13P)と串田周期彗星(144P)
4月12日に撮影した両彗星。
機材はいつもの75SDHFで撮影した。
オルバース周期彗星は屋根に引っかかりそうになるまで露出を続け、
串田周期彗星は暗くなっていたものを、無理矢理にあぶり出した。
今まであまり意識していなかったが、
一期一会のものやそれに近いものなど、目では確認できなくても、
何とかその姿形を残しておくこと、それが彗星との接し方のような気がしてきた。
「早く自動導入にすれば」とよく言われる。
肉眼での確認が難しい彗星では確かに有効だと思うし、撮影効率も上がる。
しかし、星図ソフトで位置を確認し、双眼鏡と肉眼であたりをつけ試写を繰り返す。
外れることが多いのだが、その写野の端っこに彗星らしい姿を見つけると、
「おっ、いたっ!!」
となるその瞬間が、また醍醐味ではある。
そこから彗星を視野の中心付近に移動させてくるのが、また一騒ぎ。
行きすぎてしまったり、写野から外れて、また一からのスタートになったり。
そんな撮影スタイルを楽しんでいる自分がいる。
まさに、アナログとデジタルの融合??
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