カメラ・レンズ

2016年9月29日 (木)

異常なし・・・だって

Dsc00480

入院していたシグマ24mmが自宅に戻ってきた。
「点検の結果、異常なし」という修理品納品書とともに。
昨日のうちにメーカーサポートからメールが来ていたので、承知はしていた。
「レンズの解像検査を行いましたが、当社規格を満足するもので・・・」

一般撮影に比べて星像がより厳しい被写体であることは承知している。
でも、サイト上の他の方の作例を見てみると、周辺画像がここまで乱れていないものがある。
個体差ということも考えられたので、せめてレンズ交換を期待していたが、
結局、そのまま戻ってきてしまった。
中心部の星像が極めて良いだけに、本当に残念。
Photozoneでの数値評価もスゴク高かっただけに。

それにしても、あまりにもあっさりとした納品書だった。
どういう点検をして、どういう結果が出て、どのように判断して異常がなかったのか、
それくらいは知らせて欲しいとも感じた。

メーカーさんの規格は満足しても、私の規格では完全にアウト!。
なお、メーカーサポートさんの対応は、とっても良かったです。

Img_0964

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2010年10月11日 (月)

Distagon(ディスタゴン)28mmF2.8の試写(星野写真)

先日GETしたディスタゴン28mmF2.8で星野写真を撮影してみた。
天体写真は無限遠の点光源という、レンズにとっては過酷な?被写体。
一般撮影には十分な性能でも、天体写真にはイマイチだったりする。

撮影は露出を一定(180秒)にして、絞りのみ変えた。
最初に開放となるF2.8、次に2.8と4の中間、そしてF4という3パターン。

【F2.8】
1011_1

【F2.8と4の中間】
1011_2

【F4】
1011_3

ご覧いただいてわかるとおり、周辺減光が著しい。
空の状態もあるとは思うが、同じ時間帯に撮影したEF85mmF1.2Lと比較しても、その違いは明らか。
F4まで絞っても、画面全体のフラット感は増すものの、妥協?できるレベルにはならなかった。

一方、中心部の星像は問題なく、アダプター経由であっても、きちんと無限遠は出ていた。
しかし外側にいくにしたがって急激に像は悪化し、中心部から7割を超えるあたりからは、
例の鳥が羽を広げて飛んでいる感じになる。
周辺部をピクセル等倍で切り出してみた。

【F2.8】
1

【F4】
2_3 

周辺減光とは違って、星像に改善は見られる。
しかしF4まで絞ったならば、周辺部でももう少し良い星像を結んで欲しいもの。

ひとつ思ったのは、
今回はフルサイズ(EOS 5D MarkⅡ)ボディにレンズを付けて撮影してみたが、
もしAPS-Cサイズのカメラに付けたらどうなるだろうということ。
画角が狭くなる分、周辺減光や星像悪化の部分はオミットされる形になるのだろうか。
今度、KissX4に付けて試写してみたいと思う。

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2010年9月25日 (土)

Distagon(ディスタゴン) 28mmF2.8MMJ

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少し前から考えてたこと。
☆広角レンズはピント合わせがしにくい。
☆ましてAFレンズは無限遠の位置が出しにくい。
☆MFレンズなら無限遠を導くのに時間はかからない。
☆コンタックスのレンズを一度は使ってみたい。
☆アダプターを使えばコンタックスレンズをEOSボディに使える。

AF広角レンズの無限遠のピントの合わせ方はコツがあり、
ネット上で公開しているサイトがある。
意外とコンタックスレンズを使った星野写真がネット上で公開されていない。
ヤシコン(ヤシカ・コンタックス)マウントをEOSボディに装着するアダプターは
多種多様が販売されているが、5Dなどのフルサイズボディには装着不可という
ものがワリと多い。

ということを総合的?に考えて、結果としてヤフオクでポチッとした。
コンタックスには35mmF1.4という銘玉があるのだが、さすがにイイ値段。
試しに使ってみるには躊躇するに十分。
そこで、画角的、価格的に無理のない手頃な28mmF2.8を選択した。
これでメリハリのある良い星像を結んだら、ちょっとハマってしまうかもしれない。

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EOS 5D MarkⅡ+Distagon 28mm F2.8 絞り優先AE (F4 1/1000s) 

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2010年9月 3日 (金)

秋、着々と。。。

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このところの昼休みウォークは、とても炎天下を歩く気にはなれなかったので、
商店街のアーケードの下を歩いていた。
今日は久しぶりに曇り空だったので、いつものウォーキングコースを歩いたところ、
秋らしい光景が目に飛び込んできた。心和む風景である。
しかし、つい先日、田植えが行われたばかりのような気がして、
年を取ると、ホントに日々の流れ、時間の経過が早く感じられてしまう。
今年もオイシイご飯が食べられるかな

それにしても円高のこの頃。
このブログの検索キーワードはB&Hからの個人輸入関係と思われる言葉が上位を占めている。
資金に余裕があれば、私もLレンズを1本・・・というご相伴にあずかりたいが、
そんな余裕もない。しかし、この間からレンズの入れ替えをちょっとばかり考えている。
もし実現したら、紹介したい

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2010年5月30日 (日)

B&Hからレンズを個人輸入(その2)

私のブログを訪問してくださる方の検索ワードで多いのが、
B&Hからのレンズ購入に関係するもの。
円高のいま、日本経済への悪影響もさることながら、
円高メリットを享受しようと考えている御仁は多数いらっしゃるようだ。

先日、久しぶりに撮影に出かけた時、
本当に明るくなってしまった夜空に愕然とした。
安全・安心の名のもと、暗い夜空は過去の遺物?となってしまった。
省エネやエコのかけ声は、何も日中だけのことではないはず。
それでもまだ、夜半過ぎには天の川が見えるだけでもヨシとしなければならないのか。

『これでは広角系レンズはほぼ使えない。』
薄明るい夜空を見上げながら、その時、望遠系ズームを入手しようと決めた。
帰宅後にネットで調べると、EF70-200mmF4Lが評判イイらしい。
B&Hのサイトを見ると、なんと$45値引きしているではないか
迷うことなくポチった。
前回の轍を踏まないよう、住所入力に気をつけたところ、
ステータス表示がProcessingからあっという間にReady to Shipに変わった。

NARITA, JP 2010/05/29 11:24 仕向国センタースキャン
2010/05/29 11:22 空港上屋スキャン(輸入)
2010/05/29 8:12 空港到着時刻
2010/05/29 6:34 通関業者により登録されました / 貨物は通関業者に提出されました
2010/05/29 6:34 通関業者により登録されました / 通関業者によりリリースされました。現在輸送中です
ANCHORAGE, AK, US 2010/05/28 8:05 空港出発時刻
2010/05/28 6:17 空港到着時刻
LOUISVILLE, KY, US 2010/05/28 3:55 空港出発時刻
2010/05/28 1:34 空港到着時刻
JAMAICA, NY, US 2010/05/27 22:48 空港出発時刻
2010/05/27 22:01 空港到着時刻
MASPETH, NY, US 2010/05/27 21:27 空港出発時刻
2010/05/27 20:55 発地国センタースキャン
US 2010/05/27 13:51 請求情報を受信しました

前回と同じルートを通り、本日、無事に手元に到着した。
配達はクロネコヤマトさん。
購入金額の60%のさらに5%を消費税相当額として支払った。

5月26日の夜にポチったので、実質4日。
国内の信頼ある通販ショップと同じくらい、実にスムーズである。

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2010年3月18日 (木)

プリンタ購入を見送った・・・ワケ(EF100mmF2.8L)

0318 です

EFラインナップの中でも新しいレンズである100mmF2.8L
135mmにしようか85mmにしようか、迷った末の選択となった。
「な~んだ、中間じゃん」とか言わないでください。
ネットで検索をしてみたけど、なかなか星座写真の作例に行き着かない。
ただ、新しい設計のレンズであることと、F2.8という無理のなさが決め手となった。

手持ちの比較的新しいレンズを下取りに出し、
まだ足りない資金をあちこちからかき集めて、ようやくGET
だから、プリンタまで資金が回らなくなってしまったというワケ。
早くレンズを星空に向けてみたい。週間予報はの繰り返しだけど…

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2010年2月22日 (月)

EF50mmF1.2Lを使ってみました

キヤノンさんからお借りしている50mmF1.2Lをこの土日に使ってみました。
今週末にはお返しする段取りになっているので、まさにピンポイントの利用でした。
あちこちを歩き回りながら、被写体になりそうなモノを探しまくり、
何とかカメラに納めたのが、このワンショット。
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「ミニかまくら」(EOS 7D+EF50mmF1.2L 1/2000秒 F1.2 AWB ISO400)

絞り優先で開放のF1.2に固定。ボケ味を強調してみました。
ホントは星の写真を撮りたかったのですが、
今日が上弦で、これからお月様はどんどん太ってきます。
明け方でなければ月明かりが邪魔になるし、とても明け方に撮影に出かけることは
出来そうにありません。
ということで、この写真をレンズ返却時の同梱作品とすることにしました。
今度、レンズを借りることが出来たら、ぜひ星の写真を写したいと思います。

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2010年2月10日 (水)

EF50mmF1.2L

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カメラ系のネタが続いて恐縮だが、
今日、我が家にキヤノンEF50mmF1.2Lがやってきた
といっても、そう次々とレンズやボディを購入出来るわけがない。
実は、キヤノンフォトサークルのWeb会員に登録し、
たまたま目に付いた「製品モニター」に応募したら、
これまた偶然にも抽選で当選してしまった

応募の動機に「天体写真で定評のある50mmF1.2Lを使ってみたい
と書いたところ、それを読んでくださってのことかどうかはわからないが、
当選してしまったのだ。
事務局から当選の電話をいただいた時、こんな豪雪続きの中、
まだとても星の写真など撮れる状況ではないことから、一度はお断りしようかとも
思ったのだが、次にいつ当選するかもわからないので、
「ありがとうございます
という結果になってしまった。

ただひとつ、返却時にこのレンズで撮した写真(2L判)を1枚、同梱しなければならない。
天体写真は無理かもしれないが、貸出期間(3週間)のうちに、
何か1枚くらいは撮せるだろう…とはいえ、周囲は雪景色一色だしな~
もちろん、晴れたら夜空にレンズを向けてみるつもりだ

でもせっかくならば、モニター特典で割り引き購入が出来たりしたらいいのにな~ぁ
2 カメラボディはオークション落札のEOS7

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2010年2月 7日 (日)

いまなぜにフィルムカメラか(EOS7)

Eos7 <Canon EOS7&BP-300>
ここ1ヶ月ほど、ずーっと考えていたことがある。
時代はデジタル。だからカメラも銀塩からデジタルへ…というのは、
ある意味、至極自然な流れではあるとは思う。
しかし、こと天体写真という特殊分野での撮影となると、
撮影後に待ち構えている画像処理という壁が、とてつもなく高く
そびえ立ってしまっている。(私にとって

そんなこんなを考えていた時、
ふと、「どうしてもデジタルOnlyに移行しなくてもいいのではないか」
という思いにかられた。
現在、デジタルへの移行を見込んで、
天体写真に強いキヤノン製品で身の回りを固めつつある。
聞けば、昔のFDレンズより現行のEFレンズのほうが製品的には優れているとか。
ということで導き出した結論。

EFマウントのフィルムカメラを入手しよう!

ということになった。
結論を得るまでは行きつ戻りつだが、一度導き出すとその先は早い。
さっそくネットで調べまくって白羽の矢を立てたのが、
EOS7
オークションで検索すると、バッテリーパックBP-300とのセット品(美品)で、
1万円台というのが目に飛び込んできた。
発売当時の定価は10万円弱だったが、デジタル移行効果ともいうべきなのか、
ありがたいことに、中古相場は値崩れしまくっている。
その瞬間、ポチッと落札
明日には手元に届く予定だ。

カメラ絡みではもうひとつ話題があるのだが、
それはまた別の機会に。

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2010年1月30日 (土)

レンズを個人輸入(B&H)

某ブログでみたレンズ。そしてその見事な作例。
ずーっとずーっと気になっていた。
ともかく星像がハンパなく鋭い。
銀塩時代から追い続けていた天体写真の神髄がそこにあった。

欲しいけど結構高い。
高いけど欲しいの繰り返し。
価格ドットコムと某中古カメラ販売店でのチェックが続いていた。
その時である。
偶然にも口コミ投稿に「個人輸入」の文字を見つけた。

ニューヨークにあるB&Hがとにかく早くて対応も確実らしい。
早速、サイトをチェック。
すると、現在のレート換算(1ドル=約90円)で、
新品よりも15%ほど安価で、美品中古とほぼ同額の価格。
さすがに海外からの購入なので即決はせず、
3日ほど考えたうえで、カートに追加ボタンをポチッ

ところが、ここでひとつミスを犯した。
このレンズにはImportedと書かれたモノとUSAと書かれたモノがあった。
価格をチェックすると20ドルほどImportedのほうが安い。
なんとなく、USAはアメリカ国内向けで消費税が付加されていて、
Importedは海外輸出向けなので、アメリカ国内では非課税で安い
という区分けだと思い込んでしまった。
なので当然Importedをカートに追加してしまった。
気がついたのは注文作業を完了してから。
USA=国際保証書付き
Imported=B&H独自保証書付き
メールを送って変更するほどの語学力もなく、
「絶対に完動品が送られてきて、1年間は故障しない!!」と
自分に言い聞かせてあきらめた

さて、あとはShipメール(発送通知)を待つだけ。
と思っていたところ、ポチッとした翌日、B&Hからメール。
キタキタと思いながら斜め読みすると、
んっ?んっ? ちょっと変。
仕方なく、メールをコピーして翻訳サイトで翻訳。
(余談だが、一番まともな翻訳をしたのはYahoo!翻訳だった)
すると、クレジットカードの表裏コピーをファックスか画像で送れと
B&H審査部からのメールだった
サイトでB&Hからの個人輸入体験談を読みあさっていたので、
昔はそのようなことはあったが、今ではクレジットカードのコピーを送れ
というようなことはない!と事前学習していたのに…。
ただひとつ、思い当たるフシはあった。
クレジットカード会社に登録してある住所と、今回の送り先の住所が違っていて、
ひょっとしたらそれが原因なのかもしれない。
ともかく、帰宅後、カードの両面をデジカメで撮影して1つの画像にまとめ、
それを指定のサイトにアップロードした。
しばらくして、B&HからThanksメールが届いた。
そしてProcessing(処理中)だったステータスが、Ready to Ship(まもなく発送)に変わった

発送はUPS。
ここは、荷物追跡が出来る。

NARITA, JP 2010/01/29   12:30 空港出発時刻
2010/01/29 11:49 仕向国センタースキャン
2010/01/29 11:46 空港上屋スキャン(輸入)
2010/01/29 11:46 空港上屋スキャン(輸入)
2010/01/29 9:24 空港到着時刻
2010/01/29 9:24 空港到着時刻
ANCHORAGE, AK, US 2010/01/28 7:53 空港出発時刻
2010/01/28 7:53 空港出発時刻
2010/01/28 6:48 空港到着時刻
LOUISVILLE, KY, US 2010/01/28 3:57 空港出発時刻
2010/01/28 1:12 空港到着時刻
JAMAICA, NY, US 2010/01/27 22:42 空港出発時刻
2010/01/27 21:05 空港到着時刻
MASPETH, NY, US 2010/01/27 20:40 空港出発時刻
2010/01/27 19:35 発地国センタースキャン
US 2010/01/27 18:16 請求情報を受信しました

こんな感じで、我が荷物は空路はるばる一気に成田へと到着した。
アメリカにジャマイカという地名があることを初めて知った

で、到着した荷物がこれ。
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画面上では配達予定日が2月1日となっていたが、
成田到着の翌日の今日、我が家へと着いた。
国内の配達はクロネコヤマトさん。
配達時に消費税分を支払った。
購入価格の60%が課税価格で、その5%が消費税となるそうだ。

で、荷ほどきをして現れたレンズがコレ
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そう、銘玉CanonEF35mmF1.4Lレンズ
フードもポーチも、B&Hの保証書もちゃんと付いていて一安心。
というレンズ個人輸入初体験の顛末。

ちなみに、レンズはそれなりに安く入手出来るが、
ボディはさほど円高メリットを感じられる価格設定ではない。
ということで、オーダーする際は気をつけなければいけない。
個人輸入は自己責任で!とあちこちのサイトに書いてあった
いろいろな意味で、そのとおりだと思った。

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