某ブログでみたレンズ。そしてその見事な作例。
ずーっとずーっと気になっていた。
ともかく星像がハンパなく鋭い。
銀塩時代から追い続けていた天体写真の神髄がそこにあった。
欲しいけど結構高い。
高いけど欲しいの繰り返し。
価格ドットコムと某中古カメラ販売店でのチェックが続いていた。
その時である。
偶然にも口コミ投稿に「個人輸入」の文字を見つけた。
ニューヨークにあるB&Hがとにかく早くて対応も確実らしい。
早速、サイトをチェック。
すると、現在のレート換算(1ドル=約90円)で、
新品よりも15%ほど安価で、美品中古とほぼ同額の価格。
さすがに海外からの購入なので即決はせず、
3日ほど考えたうえで、カートに追加ボタンをポチッ
ところが、ここでひとつミスを犯した。
このレンズにはImportedと書かれたモノとUSAと書かれたモノがあった。
価格をチェックすると20ドルほどImportedのほうが安い。
なんとなく、USAはアメリカ国内向けで消費税が付加されていて、
Importedは海外輸出向けなので、アメリカ国内では非課税で安い
という区分けだと思い込んでしまった。
なので当然Importedをカートに追加してしまった。
気がついたのは注文作業を完了してから。
USA=国際保証書付き
Imported=B&H独自保証書付き
メールを送って変更するほどの語学力もなく、
「絶対に完動品が送られてきて、1年間は故障しない!!」と
自分に言い聞かせてあきらめた
さて、あとはShipメール(発送通知)を待つだけ。
と思っていたところ、ポチッとした翌日、B&Hからメール。
キタキタと思いながら斜め読みすると、
んっ?んっ? ちょっと変。
仕方なく、メールをコピーして翻訳サイトで翻訳。
(余談だが、一番まともな翻訳をしたのはYahoo!翻訳だった)
すると、クレジットカードの表裏コピーをファックスか画像で送れと
B&H審査部からのメールだった
サイトでB&Hからの個人輸入体験談を読みあさっていたので、
昔はそのようなことはあったが、今ではクレジットカードのコピーを送れ
というようなことはない!と事前学習していたのに…。
ただひとつ、思い当たるフシはあった。
クレジットカード会社に登録してある住所と、今回の送り先の住所が違っていて、
ひょっとしたらそれが原因なのかもしれない。
ともかく、帰宅後、カードの両面をデジカメで撮影して1つの画像にまとめ、
それを指定のサイトにアップロードした。
しばらくして、B&HからThanksメールが届いた。
そしてProcessing(処理中)だったステータスが、Ready to Ship(まもなく発送)に変わった
発送はUPS。
ここは、荷物追跡が出来る。
NARITA, JP |
2010/01/29 |
12:30 |
空港出発時刻 |
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2010/01/29 |
11:49 |
仕向国センタースキャン |
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2010/01/29 |
11:46 |
空港上屋スキャン(輸入) |
|
2010/01/29 |
11:46 |
空港上屋スキャン(輸入) |
|
2010/01/29 |
9:24 |
空港到着時刻 |
|
2010/01/29 |
9:24 |
空港到着時刻 |
ANCHORAGE, AK, US |
2010/01/28 |
7:53 |
空港出発時刻 |
|
2010/01/28 |
7:53 |
空港出発時刻 |
|
2010/01/28 |
6:48 |
空港到着時刻 |
LOUISVILLE, KY, US |
2010/01/28 |
3:57 |
空港出発時刻 |
|
2010/01/28 |
1:12 |
空港到着時刻 |
JAMAICA, NY, US |
2010/01/27 |
22:42 |
空港出発時刻 |
|
2010/01/27 |
21:05 |
空港到着時刻 |
MASPETH, NY, US |
2010/01/27 |
20:40 |
空港出発時刻 |
|
2010/01/27 |
19:35 |
発地国センタースキャン |
US |
2010/01/27 |
18:16 |
請求情報を受信しました |
こんな感じで、我が荷物は空路はるばる一気に成田へと到着した。
アメリカにジャマイカという地名があることを初めて知った
で、到着した荷物がこれ。
画面上では配達予定日が2月1日となっていたが、
成田到着の翌日の今日、我が家へと着いた。
国内の配達はクロネコヤマトさん。
配達時に消費税分を支払った。
購入価格の60%が課税価格で、その5%が消費税となるそうだ。
で、荷ほどきをして現れたレンズがコレ
そう、銘玉CanonEF35mmF1.4Lレンズ
フードもポーチも、B&Hの保証書もちゃんと付いていて一安心。
というレンズ個人輸入初体験の顛末。
ちなみに、レンズはそれなりに安く入手出来るが、
ボディはさほど円高メリットを感じられる価格設定ではない。
ということで、オーダーする際は気をつけなければいけない。
個人輸入は自己責任で!とあちこちのサイトに書いてあった
いろいろな意味で、そのとおりだと思った。
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